2008年：平成２０年第４回三笠市議会定例会
|
平成２０年１２月１０日（第１日目）
P5〜
次に、一般行政報告を行います。
市長から報告を求めます。
（市長 小林和男氏 登壇）
◎市長（小林和男氏） それでは、行政報告をさせていただきます。
まず、報告第１号市長行動報告につきましては、そこに記載のとおり、石狩川水系幾春別川総合開発期成会といたしまして
…（略）…
P6〜
二つ目は、農業振興にかかわりまして、御承知のように、ことしは中国の毒ギョーザ事件以来、食の安心・安全について大変大きな私たちの社会問題にもなってまいりましたし、また一方では、日本の農業政策の今後のあり方等についても大いに議論のあったところでございました。私たち国民は、安心・安全な食を生産者から提供していただくということは、最大の願いでありますし、そうした農業振興が一日も早く確立するように、私たち自身も行政として取り組んでいかなければならんだろうと。
特に、三笠には１次産業としては唯一の農業の生産農家もございますので、三笠の農業が安心・安全で、しかも付加価値の高いブランド製品とするためには、できるだけ農薬を使わない、化学肥料を使わない、そうした農法が必要との判断から、
今回そこに書いてありますように、※ 沖縄県の琉球大学名誉教授であります先生方あるいはまた新しい自然農法に基づく農業のあり方、あわせてこうした農業政策を積極的に取り組んでおりますうるま市に行きまして、うるま市長にもお会いし、関係者あるいは農家も直接７カ所ほど回ってまいりまして、それらの実態について把握してまいりました。
この視察の結果につきましては、関係農業者とも一昨日懇談いたしまして、今後これらについてこの視察した結果については、いずれ詳しく議会にも報告する機会を持ちたいというふうに思っておりますので、そういった点で私自身としては大変成果があったというふうに認識いたしているところでございます。
以上が報告第１号でございます。
続いて、報告第２号につきましては、
…（略）…
P7〜
トイレの衛生設備工事、あわせて電気設備工事について３件、それからサンファームの三笠宣伝塔建設工事について１件、あわせて５件についての工事発注入札を行い、発注いたしたところでございます。
…（略）…
◎議長（�盒� 守氏） これより、一般行政報告に対する質問に入ります。
初めに、報告第１号総務部関係について。
谷津議員。
◎９番（谷津邦夫氏） 農業振興等に関する調査の関係で、今市長のほうから沖縄のうるまのほうに行って、一定の成果を上げてきたというふうに聞いています。それで、議会報告にもそのうち何らかの形で出るかというふうに思っていますが、実態として今ＦＡリサイクルの、いわゆる生ごみをリサイクルして、いずれ農産物にいわゆる食の安全・安心の関係でつながってくるとか、そういうふうに期待をしております。
いずれにしても、地球温暖化の大きな視点のもとにこういう政策的なものが出ていますが、こういう今 実態ＥＭ菌、入ってきた菌はそうですから、バイオマス構想との関係で、どんどんとそういうバイオに関する研究する方々というか、かなり幅広くおります。そして、どれがいいか悪いかは別にしても、いろんな研究者の持論でいろんな企業化したり、研究開発をしたり、選択制に困るほど、今、次から次とそういう専門家が出ております。
そういう中で、特定のこれがいい悪いとかは別にして、これからの新しい農業政策なりそういう農産品の開発、加工等を含めていくときに、この三笠のバイオマスタウン構想との関係で、新たなものが次から次と目を向けてくる可能性が企業としてあります。
今回、夕張の問題できょう新聞に出ていましたけれども、産廃のリサイクル、これも複数にわたって道のほうに問い合わせをしていると。そんな関係で三笠にもそういう話もないわけではありません。そういう関係でいくと、こういうバイオマス構想という一つの私たちのまちの構想との関係からいって、新たなものが次から次と来た場合に、どんな調整なり、視点に立って調整していくのか、そこだけちょっと見解いただきたいと思っています。
◎議長（�盒� 守氏） 小林市長。
◎市長（小林和男氏） まだ三笠のまちをそういった新しい視点でどうするかということは、内部でも本格的議論はしておりません。ただ、今の私ども有機肥料、生ごみをやって完熟する。堆肥をつくっているわけですけれども、それだけでいいのかという問題も実はあるわけです。もっとこのできた堆肥を有効に活用する方法、つまり今のところは畑だけなのですよね。いわゆる農産物をつくるという、あるいは家庭菜園の部分でやっていくと
P8〜
いう部分でもっと一歩進めることができないかということの議論も、実は今回視察した中での向こうとの会議の中での議論の中で若干ございました。それらを含めて、うちらとして一定の内部整理をいたしまして、皆さん方にもいずれ出さなければならないわけですけれども、まず行ってきたばかりなものですから、それらについても私自身も内容的に膨大な資料でございますので、整理をしていかなければならないというふうに思っております。
ただ、有機農法につきましては、昨年、御承知のように、有機肥料を使った新しい農業の法律というものが確立いたしまして、農水省も大変今回の部分について、今まで非常に懐疑的な部分もありましたけれども、農水省のほうもかなり力を入れるというようなこともございまして、
ことし ※ ２月に京都での有機農法に関する会議がございまして、その資料等も見させていただきますと、これらについても全国的に出てきて、広められてきておるということと、農水省のほうも、これらについては、今後、積極的に取り組んでいくというような姿勢もこの会議の中で出されておりましたので、それらについてももっとこれから農水省とも場合によっては私どもも赴いて、いろいろとこのＦＡがやってきたときには、農水省の肝いりでやってきた部分もございますので、それらとの兼ね合いを含めながら、それらをもっと三笠にとっていい方向に発展させていきたいと、そういうように考えております。
いずれ視察の細かいことについては、議会のほうに報告する機会をぜひ持ちたいというふうに思っておりますので、今その段階でひとつ、内部でもまだ十分議論しておりませんので、そういった点で御理解いただきたいと思います。
以上です。
平成２０年１２月１０日
※ 「ＥＭフォーラム２００８」（１１月１５〜１６日）
今回のフォーラムは、一般にＥＭを広める目的を一応達成したとして、これまで行われていた「ＥＭフェスタ」「ＥＭウェルネスウィーク」ではなく、最新の事例発表会のみが行われました。
１日目の１５日は、「ホテルコスタビスタ沖縄」でＥＭ技術公開講座や国内のＥＭ事例発表と屋上菜園見学、夜は知念恒男 うるま市長や新垣邦男北中城村長も参加しての懇親会が開かれました。 2008年12月19日 -
最後に比嘉教授は、「ＥＭ技術は人類の世紀的な課題である食料および環境問題を解決し、同時に望ましい健康、福祉を実現することができる。ＥＭを水や空気のごとく生活化し、副次的応用技術を活用すれば幸福度の高い国ができる。今年は北海道にＥＭモデルタウンをつくることに着手し始めた。これは、タイやインドネシア、ブータンでやってきた前例がすでにある」と、今後の新しい展開を示しました。 ※ 有機農法に関する会議 2008年2月 in 京都 ＥＭモデルタウン推進事業の第１号となった北海道の三笠市
高齢化が進み、生活保護世帯もトップクラスで、市の財政は再生団体寸前の状態です。三笠市全市をＥＭ化すべきと考え、市の関係者のＥＭ研修会でＥＭモデルタウンに挑戦すべきであるという提案をしました。
１２月には市長さんが沖縄に来られ、長時間かけてＥＭモデルタウン推進のための話し合いを行い、その後、市役所の担当や農業関係のリーダーも沖縄に来られ、現場視察と同時に私とも詳しい話し合いを行いました。
今年(2009年)の３月２８日、三笠市が私の講演会を開催し、「ＥＭ技術による健康生活と地域活性化」について市民に詳しい情報を提供し、三笠市のＥＭモデルタウン推進事業が実質的にスタートしました。
この事業は三笠市と私の所属する名桜大学国際ＥＭ技術研究所とＥＭ研究機構の合意に基づくもので、各々の役割分担を明確にしています。すなわち三笠市は市のあらゆる分野にＥＭの活用を検討し実行する。 アップロード日: 2011/03/10
ビデオ「ＥＭ活用の家庭菜園」より「ＥＭの基本的な使い方」です。このビデオは
1999年12月から2008年6月に販売されたものです。 www.youtube.com/watch?... 0562 |