【AndroidSmartManager】改造ルールの作成などに役立つAPK内容閲覧・検索機能

あんスマ特製ツール「AndroidSmartManager」には、アプリのインストール前にパッケージファイルに様々な改造を施す機能が搭載されている。パーミッションやメニュー項目の除去などの主要な改造処理はワンクリックで追加できるが、自分で処理内容を記述すれば、他にも様々な改造を行なえるぞ。
アプリの表示名を書き換えたり、アイコンを変更する他、データの取得元URLを変更する設定が用意されていないアプリで、プログラム内のURLを書き換えて無理矢理アクセス先を変更してしまうことなども可能だ。
だが、このような改造を行なうには、アプリ内にどのような情報が格納されているかを調べなければならない。
そこで、AndroidSmartManagerには、アプリのパッケージファイル内のファイルを表示したりテキストを検索する機能も搭載しているぞ。
改造ルールの作成以外にも、アプリが不審な動作を行なっていないかをチェックしたり、アプリの動作に問題がある場合に原因を調べたりするのにも役立つかも知れない。
単に内部の様子を見てみるだけでも面白いので、ぜひ試してみよう。




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アプリ情報ページの下の方の「Saved APKs」のバージョン名の部分のリンクから、APKの詳細画面に進める。


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APKが解凍されていない状態では、パーミッションなど一部の情報のみが確認できる。「Unpack now」のリンクをクリックすると、パッケージファイルの解凍処理が行なわれ、詳細な内部データの閲覧が可能になるぞ。


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パッケージが解凍された状態でAPKの詳細画面にアクセスすると検索ボックスが表示される。


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検索ボックスにキーワードを入力してボタンを押すと、解凍されたパッケージ内から該当部分が検索され、一覧表示される。


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「Files in APK」の欄の「see all files」をクリックすると、全てのファイルの一覧を表示することも可能だ。


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ファイル名の部分をクリックすると、ファイルの内容が表示される。拡張子「.smali」のファイルでは、プログラムの処理内容を確認できるぞ。


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アプリ情報ページの一番下の「APK Patches」の欄で、「stub_replaceFileString」で、ファイル内文字列の書き換え処理の下書きが追加されるので、「”"」内に書かれた仮の文字列を、先ほど検索で見つけたファイルパスやファイル内文字列、変更後の文字列に書き換えよう。
「stub_replaceFile」では、ファイル自体を別のファイルで上書きする処理の下書きが追加される。一つ目の「”"」には上書き先のファイル、2つめに上書き元となるファイルのパスを指定しよう。この時、ファイルパスの「\」は「\\」に置き換える必要があるぞ。

2013年01月31日19時08分 公開 | カテゴリー: スマホをさらにスマートに! | キーワード:, | Short URL
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