【AndroidSmartManager】Androidの自由度をさらに高めるアプリ改造も手軽に実行可能

Androidは自由度が高いと言われるが、Windowsなどのパソコン用OSと比べると不自由なことが多い。
例えば、パソコンでは、セキュリティソフトで他のソフトの通信やファイルアクセスを制限できるが、Androidではアプリが要求している機能の使用を全て許可するかインストールを中止するかの二択しかなく、機能の使用を制限した状態でインストールして実行する手段は用意されていない。
また、Windowsではレジストリエディタや設定ツールを使えばファイルの右クリックメニューの不要項目の削除などが可能だが、Androidでは「共有」などのメニューの項目は編集することはできない。

だが、アプリのパッケージファイルを書き換えてしまえば、使わせたくないパーミッションの除去や、不要なメニュー項目の登録阻止なども可能だ。しかし、アプリ改造専門のツールでは、アプリがバージョンアップするたびに、APKのダウンロードと改造、インストールという手順を踏まなければならず面倒くさい。
そこで、あんスマが作成した総合ユーティリティ「AndroidSmartManager」では、書き換えルールを登録しておくことでダウンロードからインストールまでを一括で行なってくれる機能を搭載している。活用すれば、Androidをより安全・快適に利用できるだろう。

なお、アプリによっては利用規約で改造などを禁じている場合もあるので注意が必要だ。禁止されていなくても、アプリを改造したことによって発生した不具合の苦情を開発者に送ったりするのは厳禁だ。



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例として、「完全なインターネットアクセス」と「連絡先データの読み取り」のパーミッションを要求していて危なそうな某アプリから、危険なパーミッションを除去してみるぞ。
未改造の状態のアプリがインストールされている場合、改造したアプリを上書きインストールすることは出来ないので、アプリ情報画面の端末ごとの操作欄などからアンインストールしておこう。「Uninstall Keeping Data」や「Backup Data」でデータを引き継ぐことは出来ないので注意が必要だ。


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改造処理内容は、アプリ情報ページの一番下の「APK Patches」に記述する。ネット、GPS、個人情報パーミッションの除去、共有、マッシュルーム、ホームアイコンの除去など、使用頻度の高いルールは、下に並んでいるボタンを押すだけで追加可能だ。
「Save」を押して改造処理を登録すると、次回以降そのアプリをインストールする際に改造が実行される。保存済みのAPKがある場合、「Saved APKs」の「Isntall to」のボタンで素早くインストールが可能だ。


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このように、ネットと連絡先のパーミッションを削除した状態でインストールできたぞ。

2013年01月31日19時11分 公開 | カテゴリー: スマホをさらにスマートに! | キーワード:, | Short URL
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