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'13/1/31

笠岡航路の赤字、2000万円減


 笠岡港(笠岡市)と笠岡諸島を結ぶ国庫補助対象の航路で、航路再編後の2011年10月〜12年9月の赤字額は前年同期比で約2千万円減少した。市は再編に伴う運航事業者統合や航路変更による経費減を要因としている。

 市は10年3月に策定した航路改善計画に基づき、11年4月に従来の運航事業者3社を三洋汽船の1社に統合。笠岡―飛島、笠岡―六島の国庫補助対象2航路を同10月から笠岡―飛島―六島の航路に再編した。

 再編後の状況は市が25日の市地域公共交通活性化協議会で報告した。11年10月〜12年9月で国庫補助航路の赤字額は2914万円となり、前年同期の5014万円から改善。収益は3210万円で前年同期の3280万円から微減だったが、経費の6124万円は前年同期の8295万円から圧縮した。

 市は「使用船が3隻から2隻に減って経費が減るなど、経営面で大きな効果があった」と説明した。




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