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現代美術家 嶋本昭三さん死去
1月27日 19時38分

現代美術家 嶋本昭三さん死去
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前衛的な作品を数多く発表し、海外でも高い評価を得た現代美術家の嶋本昭三さんが、25日、急性心不全のため亡くなりました。85歳でした。

嶋本さんは、大阪府出身で、関西学院大学を卒業後、昭和29年に具体美術協会の創設に参加し、前衛美術家として活躍しました。
嶋本さんは、キャンパスに絵の具の入った瓶を投げつけて絵を描くなど、独創的な作品を数多く発表し、国際的にも高い評価を受けました。また、日本障害者芸術文化協会の会長を務め、大規模な障害者の作品展を国内外で開くなど、障害者の芸術の発展にも力を入れてきました。
家族によりますと、嶋本さんは、去年5月ごろから体調を崩して入院していて、今月25日の午後5時すぎに入院先の兵庫県西宮市内の病院で、急性心不全のため亡くなりました。
葬儀は、近親者のみで営まれ、3月上旬ごろに、お別れの会が開かれる予定だということです。

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