昨年度にJR東海から引退した119系。運用終了後は全編成が西浜松へ回送され、順に解体されていきましたが、昨年の夏、突如として6両が西浜松から陸送で搬出され、
大阪車輌工業株式会社へ運ばれたのはまだまだ記憶に新しいところ。同社入場後、暫く動きは無かったものの、半年近くが経過した昨夜、大阪車輌工業を発ち、新天地である福井のえちぜん鉄道へと向かいました。

まず驚いたのが、この前面。窓が枠ごと交換されたようで、えちぜん鉄道MC6000形に似た顔立ちに。行き先幕の有った所に4灯の前照灯が設置され、行き先表示は助士席側に。下方に延長された窓の下に設置されたワイパーは119系と同じ? 助士席側は廃されたようです。テールライトは119系のままのようで、その上に有ったライトは完全に埋められています。
しかし、MC7000形一番の特徴は足回りではないでしょうか。

床下に見えた、三菱製のVVVFインバータ装置。かねてより噂はあったものの、まさかのインバータ化改造。
電源はMGからSIV装置に。

現在の主流である静止型インバータに変更。
コンプレッサーも更新されていました。

駆動装置に加えCPも変更。走行音は119系とは完全に別物でしょう。
ブレーキ抵抗器もそっくり交換。

随分とコンパクトになりました。
今回輸送されたのは、7001と7002号車。

7001号車は、元クモハ119-5318。上に掲載した機器類も同車の物です。
7002号車は、元クハ118-5311.

こちらも一部床下機器類を更新、トイレは撤去されていました。なお、以上の点から、
西浜松から最初に大阪まで陸送された、元R1編成である事がわかります。
そのR1編成の表記ですが、こんな所に残っていました。

正面の表示機は撤去されましたが、運転室扉は今後もこのままでしょうか。
パンタグラフもシングルアームに換装。

何から何まで、今時の装備ですね。
そしてこのパンタ、前位にも取り付けられていました。

このダブルパンタ化は、全くの予想外でした。
国鉄、JR東海の119系から、えちぜん鉄道MC7000形へ。ここまで大掛かりな改造となると、機器更新車と言って差し支えないと思います。残り2編成4両も同様の改造が為されていると推測され、事業計画から察するに恐らくは今年度中にデビューすると思われます。新天地での活躍が今から楽しみです。
テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用
- 2013/01/14(月) 20:56:57|
- 鉄
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マンボウシリウスさん、すっかり遅れてしましましたが、今年もよろしくお願いします。
越前確定情報で、どういう姿になるかと、思ってましたが・・・
VVVF化だけは考えませんでしたね。
あのずらーっと並んだ抵抗器はもう過去の物なんでしょうね。
あの走行音は、もう聞こえないのが残念です。
車体そのままのVVVF化は、名鉄の100系だけかと思ってました。(笑)
- 2013/01/16(水) 18:55:07 |
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- DT12A #-
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DT12Aさん、こんにちは。本年もよろしくお願いいたします。
昨年暮れにえちぜん鉄道行きが思わぬ形で周知されましたが、改造内容は不明。それも気になり色々と見てきました。VVVF改造は近年は珍しくなくなり、地元でも名鉄が100系に施行していますが、119系のような古い車体の改造例は中々ないと思います。見たところ運転台の儀装は済んでおらず、ケーブル類が多数剥き出しの状態でしたので、えちぜん鉄道で工事が続けられ、その全容が判明するのはデビュー時でしょうか。今から楽しみです。
- 2013/01/19(土) 14:12:27 |
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- マンボウシリウス #0MXaS1o.
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