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大津・中学生自殺“1人はいじめと認定せず”
1月31日 5時24分

大津・中学生自殺“1人はいじめと認定せず”
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大津市で中学2年生の男子生徒が自殺した問題で、市が設置した第三者委員会が、31日公表する最終報告書で、教育委員会や警察がいじめがあったと指摘した元同級生3人のうち1人についていじめの事実が圧倒的に少なくほかの2人と同列には扱えないとして、「いじめとは認定されない」と結論づけたことが関係者への取材で分かりました。

大津市はおととし、中学2年生の男子生徒が自殺したあとの学校などの調査がずさんだったとして、去年、第三者委員会を設置し、同級生や教師などから聞き取りを進めてきました。
この問題で大津市教育委員会は3人の元同級生から生徒へのいじめがあったとする報告書をまとめたほか、去年12月には、同じ3人について警察が暴行などの疑いで書類を検察庁などに送っています。
第三者委員会は、31日、最終報告書を公表しますが、この中で3人のうち2人については殴ったり蹴ったりする暴力のほか、女の子に告白するよう強要した行為などのいじめがあったと認定した一方、もう1人については「加害行為はあったがいじめとは認定されない」と結論づけたことが関係者への取材で分かりました。
その理由について委員会はいじめへの関与がないわけではないが、2人に比べ、いじめの事実が圧倒的に少ないなど同列には扱えず、当事者同士の上下関係などを慎重に考慮して判断したとしています。
一方で、いじめを目撃しながら傍観していた生徒についても結局、いじめを助長する役割を担ったと指摘しています。
第三者委員会はこの内容を盛り込んだ最終報告書を31日午後、市長に提出し、公表する予定です。

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