結構毛だらけ猫灰だらけ(けっこうけだらけねこはいだらけ)
(講談・寛永三馬術、落語・お直し、能狂言)の一節
意味は「これは結構である」というときに使うが、「いいんじゃないの」とちょっぴり嫌味が入った口上。
「ありがた山のほととぎす」または「おケツの周りはくそだらけ」と続く。
日常会話で使うことはほとんどないでしょう、洒落のわからない人からは顰蹙を買うことになりかねません。
さらに、映画の寅さんでは「結構毛だらけ猫灰だらけ、おケツの周りはクソだらけ、
タコはイボイボ、ニワトリ、20歳(ハタチ)、
イモ虫ゃ十九で嫁に行くときた。
黒い黒いは何見て分かる、色が黒くて貰い手なけりゃ、
山のカラスは後家ばかり、色が黒くて食いつきたいが、
あたしゃ入れ歯で歯が立たないよときやがった。
どう?まかった数字がこれだけ。どう?一声千円といきたいな
おい、ダメかおら八百、六百、よ~し、腹切ったつもりで五百両っと、持ってけ」と続く。
投稿日時 - 2012-11-10 01:23:20