横須賀のベイスターズ球場の食堂を訪れ箸を使って器用にラーメンを食べるDeNAモーガン=神奈川県横須賀市で(後藤慎一撮影)
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DeNAの新外国人ナイジャー・モーガン外野手(32)=ブルワーズ=が30日、横浜市内の球団事務所で職員にあいさつし、球界の横綱を目指すと宣言した。
モーガンは会見のため球団事務所を訪れると自己紹介。「日本で長くプレーするため頑張ります。最終的には相撲レスラーを目指します」。こぶしを握り締めると、前傾姿勢で相撲のしきり時のポーズ。爆笑を誘った。営業部員らほぼ全員と握手し、そのうち2人とはハグ。新幹線に乗り、富士山を見て、相撲を生観戦するのが夢だとか。忍者がどこにいるかも自分で確かめてみたいという。日本文化にどっぷりつかる覚悟だ。
午前中には、神奈川・横須賀のベイスターズ球場を見学。食堂で箸を使いラーメンを食べた。「箸は米国の自宅近くの中華料理店で食事して練習した。早く横浜中華街に行きたいね。試合前にも食べたいね」。本拠地近くの中華街にも繰り出すつもりだ。
入団会見では、変化球への対応力を聞かれ「数字を見てくれよ」と米国での通算2割8分の打率に胸を張ったモーガン。日本文化に早く溶け込む選手ほど活躍する…と言われるだけに、姿勢は悠々合格点だ。 (後藤慎一)
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