2013年01月30日

上町で2店

/名代箱根そばマルシェ新百合ヶ丘店にてかき揚げ天そば/お手製のお弁当/鳥じゃん麺上町駅前店@上町にて鳥じゃん麺/麺屋ぬかじ@上町にて牡蠣と鯛だしのらーめん/

 朝は少し時間があったので名代箱根そばマルシェ新百合ヶ丘店に立ち寄りました。
 多くのトッピング(天かす、お揚げ、わかめ、生玉子、温泉玉子、山かけ、コロッケ、バラ肉、かき揚げ天、めかぶ、カレーなど)が用意されていますが、その殆どを食べることなく。
 今朝もかき揚げ天そば370円のねぎ多め、ねぎ多めは対応してくれるお店としてくれないお店がありますが、ここはしてくれます。
 いつの日か、何も言わなくても多めにしてくれる日まで。

 お昼はお手製のお弁当
 時間に余裕はなかったけど、朝にフライパンを振って(IHだから実際は振っていないけど)野菜とウィンナーを炒めました。

 夜は上町のお店へ。
 小田急線から向かうのであれば、当然、豪徳寺で世田谷線に乗り換えるのでしょうけど、140円(往復だと280円)が惜しい私は経堂から歩いてみました。

 真っ暗な住宅街を歩くこと17分で上町駅、の手前左側に鳥じゃん麺上町駅前店@上町、なぜに「上町駅前店」なのだろうか。
 今月の27日にオープンしたばかりでお祝い花がまだ飾られており、贈り主にラーメン店の名前はありませんでしたが、カネジン食品がありました。
 店内に入ると手前が4席、奥に5席のカウンター9席のみ、厨房内は男性店員さん1人が孤軍奮闘されています。

 左手角に券売機があってスタンダードかフルコースメニューか、激しく迷いながら食券を買ってカウンター台に出すと、「冷たい麺と暖かい麺のどちらにしますか」と聞かれました。
 好きなのは冷たい麺ですが、店主さんの眼光に押される形で温かい麺をお願いしました(結果的にあつもりが正解)。
 メニューはスタンダードの鳥じゃん麺680円、〆のライスも付いたフルコースメニューの鳥じゃん麺完全食880円、鳥じゃん春雨680円、つけ麺もありますが、1日10食の限定発売。

 トッピングは辛増し、旨増し(鰹粉)、温玉、ごはんと揃っていて、何種類かのアルコールと何品かのつまみ。
 ハイチェアの椅子に座って卓上を眺めてみると、酢、おろし生姜に続けて、自家製フライドオニオン、自家製辣油が用意されていて、カウンター台には生ニンニクがクラッシュはまだかと置かれています。
 厨房を覗いてみると、深ザルでいったん茹で上げた後、冷水でぬめりを取りつつ締めて、再び温め直していました。

 13分ほどで鳥じゃん麺680円、こ、これは東京風ジャージャン麺じゃないですか。
 先ずはかき混ぜるわけですけど、フライドオニオンがさっと振られた麺はぬめりがしっかり取れているのでかき混ぜやすく、鳥みそと麺が良くかき混ざります。
 トッピングの細切り胡瓜、斜め切りの白ねぎも一緒にかき混ぜて食べてみましたが、大抵の和え麺はこの時点で辣油か酢を必要とするのに、この麺は要らない。
 食べてみたら「おおっ」と目を見張るほど美味しい、店主さんはどの状態の鶏肉が一番美味しいか知っている。

 カネジン食品の平打ち太麺が実に鳥みそに合います。
 麺を半分ほど食べてから味変、さっとフライドオニオン、タップリと辣油、おろし生姜に酢を回しかけて再びかき混ぜて食べてみると、「ややっ」とさらに美味しい。
 すげぇな、この鳥じゃん麺って料理は。
 食べている時に渡されたスープ、麺を食べ終わる直前に飲んでみると「こ、これはっ」と3回驚く美味しさ。
 聞くと比内地鶏などの鶏出汁スープ、濃厚だけど後味サッパリ、すんげぇ旨い。

 単に奇をてらうのではなく食材の一番美味しいところをバランス良く掛け合わせてあって、驚きの美味しさ。
 ご馳走様でした、次回は必ずつけ麺を食べるぞ。

 線路を渡って、スーパーオオゼキの先にある麺屋ぬかじ@上町、「ぬかじ」ってどういう意味だろうか。
 店内に入ってすぐ右手にある券売機で食券を買うのですが、去年の九月から「火から金の夜は『牡蠣と鯛だしのらーめん』のみの販売とさせて頂きます」です。

 奥にまっすぐのカウンター7席のみ、先客1人でしたので少し離れて座りました。
 お冷やを飲みながら卓上を見渡すと、昼間はらーめんとつけ麺を販売されていて、調味料はと目を向けると原了郭の黒七味が置かれているじゃないですか。
 (調べて分かったことですけど)店主さんは京都で料理をされていた方とのこと。

 後で使おっと、と、容器を手でなでていると、牡蠣と鯛だしのらーめん680円が運ばれてきました。
 うすーく茶濁したスープを飲んでみると、ふわっと牡蠣、すーっと鯛、ラーメンのスープと言うよりお吸い物のよう。
 三河製麺の極細麺はそれを単独で味わう感じで、麺だけでも十分美味しいのでこういう食べ方が出来ます。
 トッピングはまあるいチャーシューが二枚、かと思ったら三枚、青ネギとシソの葉が少し。

 美味しく食べ終わる頃に雑炊用のごはんをお願いして(セットになっています)、本来ならラーメン丼に投入するのですが、ごはん茶碗にスープをすくって掛けます。
 ゆず胡椒か山葵ということで山葵を乗せて食べてみると、これまた美味しい。
 あまり目立たない場所にありますけど、こんなに美味しいラーメンとは思いませんでした。
 ご馳走様でした。

 帰りは豪徳寺まで歩いて見ました。
 途中、電車を見かけるとあの夜のことを思い出します。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/61876709
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック