来年3月11日試運転めざす 八戸5号コンバインドサイクル化 ツイート
2013/01/31
ガスタービン発電機の左に排熱回収ボイラーの基礎を構築。その奥には蒸気タービン建屋も姿を見せている
東北電力は、東日本大震災後、供給力確保のため導入した緊急設置電源、八戸火力発電所5号機(27万4千キロワット)のコンバインドサイクル(CC)化工事を、急ピッチで進めている。試運転入りによるCC発電開始の目標は、発災からちょうど3年となる2014年3月11日。2月1日には機械・電気工事に着手し、現場の作業は今後より一層本格化。目標達成の日に向かって進捗を加速する。
現場では、これまでにCC化のため追加設置する排熱回収ボイラーの基礎を構築。3階建ての蒸気タービン建屋も姿を現している。1月20日時点の総合進捗率は16.5%となった。
震災による供給力不足を補う緊急設置電源は、環境アセスメントの適用除外となっているが、震災発生の日から3年程度以内に発電を開始することが条件。八戸5号CC化も、来年3月11日頃までの試運転入りが求められている。 (本紙5面より抜粋)
来年3月11日試運転めざす
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