大阪市立桜宮高校の男子生徒が体罰を受けた翌日に自殺した問題で、在校生の保護者が30日、「学校改革の議論に保護者らも参加させるべき」などとした要望書を市の教育委員会に提出しました。
保護者らは30日午後、大阪市の教育委員会を訪れ、応対した事務局の職員に要望書を手渡しました。
その中で桜宮高校の再生へ向けた取り組みについて、保護者も当事者として参加を希望するとともに橋下市長が主張する教員の総入れ替えについて「学校のいい部分までも無くなってしまう」などとして、方針の撤回を求めています。
「先生も考えていると思う、防げなかったのか、止めることができなかったのか。今残っている先生こそ責任をしっかり持って再生していくために、力を貸してほしいと思う」(在校生の保護者)
さらに保護者らは「クラブ活動を停止したことは、在校生への苦痛や大学進学への不利益をもたらす」として、すぐに解除すべきとしています。 (01/30 19:01)
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