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地方
子供の被曝調査 健康影響は極小 岩手県公表
2013.1.30 02:15
県は、東京電力福島第1原発事故による子供の放射線内部被曝(ひばく)について実施した第2回調査(86人)結果を公表した。尿中の放射性セシウム量は前回より大きく減少し、「健康影響は極めて小さい」と評価した。
調査は昨年10月~今年1月に実施し、前回(平成23年12月~昨年3月)対象の132人中86人が協力した。
1日当たりの尿2リットル中の放射性セシウム量は、最多の子供で1~2ベクレル未満が3人(3・4%)。次いで、1ベクレル未満が32人(37・2%)、不検出が51人(59・3%)だった。
1~2ベクレル未満が33人(25%)、2~3ベクレル未満が25人(18・9%)と多かった前回より大幅に減少。70歳までの累積線量の計算でも0・01ミリシーベルト未満が全86人となった。
2リットルの採尿は子供の負担にもなり、有識者からは「調査の継続は必要ない」などの意見が出ているが、県医療推進課は「次回の実施については、協力者の意見も聞いて決めたい」としている。
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