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<続報>「漢字韓国起源説」報道は中国メディアの誤報?!韓国側が反論―中国新聞社

配信日時:2007年12月14日 11時44分
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12日、「韓国が漢字韓国起源説を主張、世界遺産に申請」とした中国メディアの報道について、誤報であり、裏付け取材もない誹謗報道が両国の国民感情を傷つけたとの非難が韓国側から起こっている。資料写真。
2007年12月12日、韓国の連合ニュース社は「韓国が漢字韓国起源説を主張、世界遺産に申請」との中国メディアの報道を誤報だと発表した。中国新聞社が伝えた。

12日、新快報は連載「文化をめぐる中韓の戦い」を開始、韓国の歴史学者が漢字の朝鮮半島起源説を唱え、世界遺産に申請する動きがあると報じた。このニュースは各メディア・ニュース掲示板で大きな反響を呼び、韓国による“文化略奪”だとして感情的な反応が目立った。

新快報は去年10月10日の朝鮮日報が韓国ソウル大学の朴正秀教授の学説として漢字韓国起源説を紹介したと伝えたが、連合ニュース社によると、ソウル大学韓国史学部・東洋史学部の現職教授には朴正秀なる人物は在職しておらず、また漢字の世界遺産申請運動も行われていないという。同紙は、中国メディアが一切裏付け取材を行わないまま報道し、韓国が漢字文化を略奪しようとしていると誤報、両国国民の関係を傷つけたと非難している。

ある韓国の歴史学者は、「韓国学界では、漢字は漢民族ではなく朝鮮半島の北、現在の中国東北部に住む民族が発明したとの学説が発表されたことがあるが、通説にはなっていない。中国メディアの誤報は両国の国民感情を傷つけるもの」とコメントしているという。(翻訳・編集/KT)
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