現車装着の前にO/Hという行為を行ったメーターの機能について試験を行うことを弊社ではマストとしてますが、多くはメーター類に擬似信号を入力する等の方法でメーターの各部分の動作確認を行います。
その際に例えば・・・燃料計はピン番号〇番に規定値の電流を流入させた場合にメーター針が△を示す位置に調整してコイルの進角のニュートラルポジションを出す。
電気式SPメーターの擬似速度パルス〇Hzを入力した際にメーターコイルの進角位置が△度になる様に針の位置調整を行う。
油圧計の〇番の端子に規定値の電流を流入させた場合に油圧針が〇kgを指す位置に針位置を合わせる。
サイドブレーキ警告灯は△スイッチング方式なので〇番端子と〇番端子に△Vを印加。
外気温度計の良否判定は〇色と〇色に規定電圧を印加して△な状態であれば良好。
等々・・・メーターAssyの回路図に従い過去にとらが把握した規定値やコイルの進角等を把握したデータを基に精度に直結する部分の厳しい検査基準をとら的に設定してます。
そう、コレは苦節約10年間で得たクレーム防止策の一環でとらの肉球が擦り切れる位の思いで得たノウハウなのです。
だから、とらはコレを公開もしなければ仕事として技術の安売りをすることは一切致しません。
メーターの恐ろしさを舐めてかかってると火傷します。
メーターの背面ビスを緩めただけでリスクってヤツは襲い掛かって来ます。
過去に文字盤交換等の作業で手を加えられているのか否か?
過去に修理の形跡があるのか無いのかでもO/Hの内容は相当違ってきます。
中には・・・水温計や油圧計、燃料計のコイルが基盤から取り外すにも・・・ど偉い状況に陥ってたりして困難を極めたりして・・・。
故に・・・
メーターO/Hが全部一緒何て有得ない!
開けてビックリ!何て日常茶飯事・・・。
まあ、ハプニングだらけの環境はとらの人生にも相通ずるものがあるのでいつものことですが・・・。
メーターの持ち主さんがしっかりしていてW124オーナーに相応しい方だと・・・メーターも何故かそこそこ程度も良くO/H+故障対策だけで完了出来るという「とらの法則」が当てはまる・・・。
「¥安く¥安く」とのたまわる方のメーターって・・・やっぱそれなり・・・。
余計な故障を抱えてたりして追加オペで費用も跳ね上がるからその旨を連絡すると「費用が出ないから施工するな!」と言われてTHE END!
だから・・・とら的にはそんなユーザーから喜ばれない仕事はしたくもないから「¥安い¥安い」はそれをセールストークにしている業者さんにお願いして下さい。
その業者さんがどんな内容の仕事をしようがとらには全く関係無いコトですから、それが顧客満足度100%だと捉えるのならば仕方の無いことだと認識しておくことにしときます。(ウチは真似しないけどね。)
しかし・・・
暮れに来てウチの会社名を語って振り込め詐欺未遂をやってみたり・・・。
ウチをボッタクリだの「AGより¥安く」だの・・・。
何かと色々なトコで好きなコトやったり言ったり・・・有名税かいな??(笑)
お蔭様でウチも有名になったもんだ!