2013年01月17日

おい!

勧誘電話・・・煩いよ!


ラディックス


TEL 042−548−7551


アホなブラック会社!!

定休日と忙しい時に電話して来るな・・・。

邪魔臭いし低IQ者の電話営業・・・。電話一本で一攫千金??馬〜鹿!!

上記着信番号は無言で切るのが平和の秘訣です・・・。


さて、先程のLHモジュールO/Hに使用されていた電子部品や想定される仕事内容等につきまして電話での質問を戴きました。



この業者さんね・・・。予め断っておきますけど誹謗中傷じゃないよ。

「当社ではコンデンサーの交換だけとかハンダの盛直しだけではO/Hとは呼びません。」

と・・・何処かで謳ってましたが・・・。

基本・・・この仕事の内容を見ると単なるコンデンサー類の交換に半導体×2ケの脱着?交換?って具合でした。

まあ、あと何か特別なコトって・・・見当たりませんです。

O/Hと呼ぶからにはR側のヒートシンク脱着をしたならばL側もヒートシンクを脱着して清掃及び必要に応じてFET類の脱着を行って酸化浸食の検査と再コーティングを行い、放熱対策の追加加工等も行うと思いますが・・・。

ある制御に用いるスイッチングFETも脱着跡があり装着されていた品番を見ると15年位前にメーカーが製造を打ち切ったモノなので「交換」をしたというのならば何処で探して来たのか逆に驚いちゃいます。

FETの放熱部も酸化が進み・・・新品かどうかも当方では判断がつきません。何処かの長期デッドストック在庫だったら放熱部の金属の酸化も仕方無いですからね・・・。

だけどね・・・この部分は某国のメーカー品で現行では最新品番になってますので性能も若干ですが向上してますのよ・・・。オホホ・・・。

ウチはその最新品番を輸入して交換してますが、旧い仕様の半導体に拘る理由って何か理由が判りません。

もっと言えば・・・オーディオ等にある「音の良い半導体」ってのがありまして・・・「その品番でなきゃダメ!」って言う一種拘りみたいな話は一部のオーディオマニアの中にはある様ですが・・・。
この半導体の目的はスイッチングですから「音」を出す目的ではありませんので「良音」を追求する必要も無いでしょ??

交換されていた電解コンデンサーもそうです。

音響用の屋内設置専用アンプ等に使用されるアルミ蒸着式の高ER電解コンデンサー・・・。

しかし耐用補償温度は85℃が限界。

LHモジュール内部の想定される105℃設計には合致しないです。

そんなトコに85℃仕様の電解コンデンサーを使用すると、熱による影響でコンデンサー内の極板が歪みます。

よって、コンデンサー内の左右の両極板が面積と極板同士のクリアランス(距離)で決定されていたコンデンサー容量が規定の容量と大きく誤差が生じ、例えば100μFであったものが133μF等に変化してしまい、基盤の要求する波形処理値が狂ってしまいます。

よって・・・おかしな制御に発展する可能性も高く、最悪はコンデンサーが熱膨張をして破裂してしまう様な事態に陥ります。

そうすると・・・F/Pリレーのチャタリングやら・・・インジェクターのON-OFFタイミングのバラつきやら・・・。

まあ、色々な楽しい症状に見舞われることになりますね。

タンタルコンデンサーだってそうですよ。

自動車搭載用であれば耐熱125℃規格を用いるのが一般的ですし・・・。

それを家庭用家電に用いる様な一般規格の85℃モノをセットしたら勿論・・・タンタルコンデンサーも熱害→風化が始まります。

一番典型的な例はGMモジュールの電源回路に用いられるタンタルコンデンサーですが・・・コイツの風化を放置した挙句にA/C制御のストライキ現象何てのも実際に過去の症例であります。

ウチでは熱対策を含め、O/H後のロングライフを追求する意味でGMモジュールの様な超過酷極まりない基盤にはタンタルコンデンサーのチップ化をマストとしております。

話をLHモジュールに戻します・・・。

電解コンデンサーは使用用途によって全く仕様が異なり、それに伴いサイズも異なります。

コンデンサー内部の両電極板の面積や距離は同容量であればほぼ同じですが極板周辺の絶縁や熱対策等の措置で同じ要領でも耐熱レベルが高ければコンデンサーの外形は大きくなります。

同じ耐熱105℃仕様でも使用用途によっては車両搭載用に向かないモノもありますし、電圧と容量だけで交換部品を選定するなど危険なだけです。

とら的には基盤上の実装部品の交換においても、単に旧い部品を外して新しいのを装着するのではダメと思ってます。



旧い基盤のランドの酸化度合やら基盤自体の劣化度合いを判断して、おNEW部品を装着する際の下地処理はマストと考えるからです。

電解コンデンサーの液体が漏れて浸食が激しい場合には基盤の薬品洗浄も必要ですし、最悪は毛細血管の様な・・・神経の様な・・・パターンの修復も伴います。

使用するハンダも自動車搭載用を考慮したモノを選択し、ホームセンター等で売られているDIY用ハンダなど絶対に使用しません。

ハンダの盛付一つにしてもメーカーは規格をもって生産しているので素人が中途半端な知識で手を出すところじゃないってコトですよ!

修復後の酸化対策も重要な工程の一つです。ここまでやらなきゃ保証何か怖くて出来ませんよ!



まあ・・・「¥安い!」理由をよく御理解された上で長く使用される予定の方には、それなりのコストをかけられることをお奨め致しますね。


理由の無い過剰工程&コストは絶対に無い!


とらは言いましたからね?言いましたよ?いいですね?(笑)








Posted at 13:07| My Life | この記事のURL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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