http://jun3104.shop19.makeshop.jp/
忘れてたワケじゃないっすヨ・・・。ただ・・・放置プレイしちゃっただけ・・・。(汗)
さて、今回はここのところ結構多いA/Cリレートラブルの修理もしますって内容を追加しときました。
コレね・・・W124の4cy,6cyモデルやW126,W202前期モデルに採用されているA/CのコンプレッサーのON-OFFを司るリレーです。
そうですね・・・500EとかのGMモジュールの機能の一部と似たトコがあってトラブるとA/Cコンプレッサーのクラッチが何の前触れも無く突然切れちゃったりするんですよ。
そうすると・・・一般的にはリレーユニット交換なんですけどこの交換部品はY様で入手しても既に本国生産部品は存在してませんので・・・殆どは台湾とかソッチ系の生産品になります。
当り外れも多くて・・・あまり信頼性が高いとは言い難く・・・。
だから・・・当時モンの信頼性に拘る方も多いのでウチでは修理にて対応致しております。
500EとかのGMモジュールに起因するA/Cコンプレッサーが突然切れるトラブルに関しての修理ノウハウがキチンとあればこのA/Cリレーの修復は可能という前提でお請け致しております。
尚、103エンジン,102エンジン系統のF/Pリレーユニットもコールドスタート信号不良やクランクパルス処理不良等によるエンストやエンジンの始動不良が発生する時期ですので早目の修復若しくはユニット自体の新品交換をお奨め致します。
後はね・・・
相変わらず聞くのがW124 500E,E500で多いF/Pリレーのチャタリング・・・。
コレね・・・W124だと400E/E400でも出てますからね。
後は生存台数が少ないけどW140のS500,S600でも出てますヨ。
LHモジュールの基盤構成が鬼門なんですよ。
この症状が出ていると大抵はLHモジュールの中で大変なコトが起きているケースが多いんですよ。
20年以上の月日の流れによって劣化が進んで・・・基盤上の電子部品の劣化による二次災害を引き起こすケースも多いんです。
修復には結構な大手術となることも多く・・・徹底的に壊すと後が¥高いコトになるので転ばぬ先の杖が賢い選択ですね。(ただ・・・以前にも申し上げてます通り中途半端な「¥安い」と言われるO/Hはその場限りの麻酔薬なので将来的に大きなリスクを背負います。)
もっと言えばGMモジュールもそうです。
A/Cコンプレッサーのクラッチが突然切れる問題・・・。
対象の現車検査の上で発生する条件によって多い結論がGMモジュールのトラブル・・・。
だけどね・・・A/Cコンプレッサーの電磁クラッチの絶縁破壊によって起きるLowレジスタンス現象による過電流破壊ってのも実際にありますからね・・・。
その辺の診断を行わないで「¥安く〜」だけでGMモジュールを治したって後はスパイラルが待ってるというリスクを背負うケースも多いんですよ。
良いですか?コンプレッサークラッチで過電流発生→GMモジュールの素子に過大電流→基盤やっつけ!
ってケースの場合はGMモジュールだけ治してもあきまへんわ・・・。
もっとも・・・ソコまでやっちまったGMモジュールは西方面の業者さんも大抵は「修理不可!」って言い出すでしょうけどね・・・。
ウチ?治しますよ。勿論。そんなモン治すのがウチの仕事ですからね。だけど条件付きですけどね。
この場合はA/CコンプレッサーもAssyで交換が原則です!
その疑いをもってA/Cコンプレッサークラッチのリアクタンスを測定して判断することから始めないと後がおっかなくてGMモジュールだけ修理出来ませんよ〜ん・・・。
それを断るならば諦めて戴くしか方法は無いですね。
A/CコンプレッサーAssyを気持ち良く交換するならば・・・。
どうせなら同時にエキパンとリキタンも同時交換しちゃう考えでないと、今度はコンプレッサーが新しくなって強くなった分弱いトコから冷媒漏れを発生しかねませんからね・・・。
それを部分修理で一部だけ治したって将来のリスクは高いモノになるってコトです。お判りですか?
まあ、要するに毒車の大古車ですから軽く考えていると恐ろしいことになるケースが殆どだってコトですよ。
よく壊れる可能性のある部分について尋ねられますが・・・。
全部!
とだけお答えさせて戴くようにしております。間違ってないと思いますが如何でしょうか?
今月は・・・「○○が壊れて修理したいのですが¥お幾ら必要ですか?」って系の話が実に多いですが、その前に壊れたトコが自然故障なのかシステムの連鎖故障なのかでお話が全く違って来るので検査してみないと何とも言えないケースが殆どです。
ひどいのになるとまだ居る・・・。
「故障の原因を教えて下さい。」
嫌です。
「部品のEPC図面を下さい。」
致しません。
「W124メーターの配線図面を解説付きで下さい。」
致しません。
お正月でお年玉等の予算が莫大で結構大変だった方も多いみたいなので今月は新規受注が非常に少ないですが2月や3月のお話の御予約は結構聞いておりますので節分過ぎたらとらは季節労働者の如く働く猫に変貌しなきゃならんみたいです・・・。(汗)
でね・・・開発中のオルタネータのケーブルに関して・・・。
通電の為の接触部分の特殊形状金属端子に関して・・・本国も作ってないのでウチで独自に作ることにしました・・・。
で・・・材料の各種検討の結果・・・最終的に純度99.8%の無酸素銅でキチンと同型成形して・・・。
電線は耐熱と耐油で安全性と長寿命、導電効率を重視!
コレにて大容量オルタネータの発生電力を効率良くバッテリーに送れますってモノですわ・・・。
この仕様でW124の4cy,6cyの左Hモデルに対応させて・・・。
W124 400E/E400,500E/E500ではセルモーターケーブルの同軸線も高耐熱&耐油テフロン樹脂線を採用する予定です。
勿論、接触金具は無酸素銅で設計してしまいます。
コスト度外視のSPLケーブルに化けて登場する日も間近になりました・・・。
興味のある方は是非お問合せ下さいね。
既にバックオーダーを頂いているお客様、誠に有難う御座居ます。
もう暫く・・・首を麒麟さんにしてお待ち下さいませ・・・。