トップページ社会ニュース一覧雪の事故の死者急増 全国で43人に
ニュース詳細

雪の事故の死者急増 全国で43人に
1月24日 16時41分

雪の事故の死者急増 全国で43人に
K10050347311_1301241808_1301241830.mp4

この冬、雪下ろし中に屋根から転落するなどして亡くなった人は、この1週間でさらに11人増え、全国で43人に上っており、総務省消防庁は、安全を十分に確保したうえで作業に当たるよう呼びかけています。

総務省消防庁のまとめによりますと、この冬に交通事故や山岳遭難以外の雪に関係する事故で死亡した人は、この1週間で11人増え、11の道と県で合わせて43人に上っています。
道県別の死者数は、北海道江別市で22日、雪下ろし中に屋根から転落したとみられる84歳の男性が死亡するなど、北海道が18人と最も多く、次いで青森県で7人、秋田県で5人、山形県で4人、長野県3人などとなっています。
原因別では、屋根の雪下ろし中に転落したり除雪車に巻き込まれたりするなど、除雪中の事故で死亡した人が36人、屋根から落ちた雪の下敷きになった人が3人、雪崩に巻き込まれた人が1人などとなっています。
また、亡くなった人のおよそ77%を65歳以上の高齢者が占めています。
総務省消防庁は、「高い所で除雪をする場合は、命綱やヘルメット、滑りにくい靴を装着するなど、安全対策を十分に取ってほしい」と呼びかけています。

[関連ニュース]
このページの先頭へ