TPP:参院選前に政府基本方針 安倍首相意向

毎日新聞 2013年01月29日 19時38分(最終更新 01月30日 00時20分)

安倍晋三首相=藤井太郎撮影
安倍晋三首相=藤井太郎撮影

 安倍晋三首相は29日、日本テレビの番組に出演し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への交渉参加について「選挙の前にいろいろな争点を隠していこうという考え方はしない。選挙の前に、基本的に示すべき方向性は示していきたい」と述べ、政府の基本方針を7月の参院選前にまとめる考えを明らかにした。

 首相はTPP交渉について「国益を確保できて、『聖域なき関税撤廃』ではないなら参加していくことになる」と発言。民主党政権当時に始まったTPPの事前協議について「今までどういう事前交渉をしてきたのかを検証している」と語った。

 また、4月に任期が切れる日銀総裁の後任選びについて「(私と)同じ考えを共有する人でなければだめだ。国際社会に発信力があって、説明する能力が高い人」と説明。そのうえで「どこ出身だからだめ、いいということは考えていない。出身母体を問うつもりはない」と語り、財務省出身者も排除せず人選にあたると明言した。【飼手勇介】

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