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整備新幹線 予算配分方針固まる1月29日 19時0分
国土交通省は、整備新幹線の新年度の建設費について、完成が近い北陸新幹線と北海道新幹線に1000億円を超える額を配分する方針を固めました。
29日閣議決定された新年度予算案では、整備新幹線の事業費について国土交通省の要求どおり、国と地方の負担を合わせて2660億円が盛り込まれました。
これを受けて、国土交通省は各路線への建設費の配分額を固めました。
それによりますと、北陸新幹線には1330億円が配分されます。
このうち去年、着工が認可された金沢ー敦賀間には80億円の建設費が盛り込まれています。
また、平成26年度末までの完成を目指している長野ー金沢間は、工事のピークが過ぎたため今年度より350億円減って1250億円となります。
また、北海道新幹線は1060億円が配分され、このうち去年、着工が認可された新函館・札幌間には、60億円の建設費が盛り込まれています。
また、平成27年度末までの完成を目指している新青森・新函館間は、今年度より125億円減って1000億円となっています。
さらに九州新幹線の長崎ルートは、武雄温泉・長崎間に、270億円を配分する方針で、国土交通省は着実に整備を進め、国の成長力の強化につなげたいとしています。
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