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【芸能・社会】

主演女優賞 安藤サクラ 孝行 父・奥田瑛二 義父・柄本明

2013年1月30日 紙面から

主演女優賞受賞の喜びを全身で表す安藤サクラ=東京・渋谷で(近藤正規撮影)

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 初主演でいきなり主演女優賞を射止めた。「みんなから“ちゃんとやれよ”とビンタされた気持ち」と独特の言い回しで喜びを表現する。

 父・奥田瑛二(62)も「棒の哀しみ」で第37回(1994年度)主演男優賞に輝いた。両親の結婚記念日に受賞報告をすると、2人とも「涙ぐんでいた」と話す。

 今回は北朝鮮への帰国事業というテーマで、在日朝鮮人2世という難役だったが、あえて勉強せず「家族の話として入りたかった」と自然体で臨んだ。異国の地で生き続けなければならない兄を思う妹の複雑な感情を、豊かな表現力で演じた。

 最後に車で去る兄(井浦新)を見送るシーンでは「悔しいし腹が立つ。今でも思い出すだけで気持ちが悪くなる」くらい感情移入したという。

 昨年、俳優柄本佑(26)と結婚。義父・柄本明(64)はかつてブルーリボン助演男優賞を受賞している。奥田が受賞時に賞品としてもらった万年筆を譲り受け、今回、自身が主演女優賞を勝ち取った。これを良いジンクスにしたいと、義父に「佑に万年筆をあげて」とお願いしたと笑う。

 

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