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【芸能・社会】主演男優賞は阿部寛 第55回ブルーリボン賞決まる2013年1月30日 紙面から
東京映画記者会(スポーツ紙7紙の映画担当記者で構成)が選ぶ「第55回(2012年度)ブルーリボン賞」が29日、決定した。「かぞくのくに」が作品賞、主演女優賞(安藤サクラ)、助演男優賞(井浦新)の3冠に輝いた。主演男優賞は「テルマエ・ロマエ」など3作に出演の阿部寛に決まった。授賞式は2月14日に東京・内幸町のイイノホールで開かれる。 (近藤正規、中村千鶴子、石井知明) 「うれしいに尽きる。映画に携わる人にどの賞を取りたいですか、と聞くとブルーリボン賞の名が必ず出てくる」と受賞を喜ぶ。 昨年は「麒麟の翼〜劇場版・新参者〜」で刑事を演じ、「テルマエ・ロマエ」では古代ローマ人になりきり、「カラスの親指」で詐欺師役…と多彩な役柄に挑んだ。 受賞を大きく後押しした「テルマエ−」については、「これだけ評価が高くなるとは」と予想外だった様子。古代ローマ人をコミカルに演じるのは、数え切れないほどの役を演じてきたとはいえ不安だったという。「どれだけ厚いメークでやるのかと心配したが、髪の毛を巻くくらいでいけた」と自慢の濃い顔でニヤリ。 モデルから俳優へ転身、当初は身長の高さがコンプレックスだったという。転機は29歳の時、つかこうへい作・演出の舞台で身長2メートルのバイセクシュアルの役を務めたこと。「大きな体を笑いにした。恥ずかしいと思ったが、お客さんが笑ってくれたのでどんな役も怖くなくなった」と自信をつかんだ。「長身で二枚目」だけの存在から脱皮し、役柄の幅を広げた。 子どものころは、クラスで手を挙げて発言できないほど恥ずかしがり屋だった。今は「仕事では恥をかいても構わない。恥をかくと身軽になる」と、さらに異色の役に挑戦し続ける。 PR情報
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