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【サッカー】大分・宮沢 東京との開幕戦に手応え2013年1月30日 紙面から
今季J1昇格組の大分は29日、宮崎県総合運動公園で浦和と練習試合(45分×4本)を行い、3−5で敗れた。元FC東京で、大分で昨季は主将も務めたMF宮沢正史(34)は中盤の底でゲームメークし、出場した1、2本目は計2−2の引き分けに持ち込んだ。FC東京とのホーム開幕戦(3月2日・大銀ド)への手応えをつかみ、古巣との対戦に向け「楽しみだけど、負ける気はない」と意気込みを口にした。 大分の“ピルロ”が中盤の底からゲームを組み立てた。宮沢はアンカーの位置に入り、両サイドに長短のパスを散らした。「J1相手に攻守でトライできた。収穫も多く、連係もよかった」。1、2本目は大分が主力組、浦和が控え組の対戦となったが、互角以上の内容に手応えが残った。 4年ぶりのJ1舞台。しかも、開幕戦は古巣のFC東京と対決となった。2009年には当時大分で指揮を執っていたポポヴィッチ監督の下でプレーした。「すごく楽しみ。僕だけではなく、大分のサポーターも盛り上がっています。ポポヴィッチ監督、森重、東と元大分勢がたくさんいますからね」。思わぬ巡り合わせに胸を躍らせた。 そして、今季のFC東京で主将の有力候補となっている森重との対決には苦笑いを浮かべた。「キャプテンをやるようになったのかぁ〜。(森重は)あまり声を出さなかったけど変わったのかな。地位は人をつくるって言いますしね。自分もそうか」。この日の練習試合では、パスで味方を動かすと同時に「声」でもチームを引っ張った。 「大分は引いて守ることはしない。ハードワークで(東京のパスサッカーに)対抗しますよ。楽しみだけど負ける気はない」とガチンコ勝負を約束した。運命の開幕戦まで、得意の左足と声で大分をJ1仕様へとバージョンアップさせる。 (占部哲也) PR情報
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