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タンクフォース
業務用ビデオゲーム
System1最期の作品
FM音源8音(YM2151)+ADPCM3音
デビュー作
実は作曲経験は入社時点で5〜6曲だったりして
それまで編曲はいっぱいや ってたかも
今聞くと超赤面な曲だらけ
1991年発表
作編曲・サウンドプログラム
namco
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ギャラクシアン3
テーマパーク用大型ライドゲーム
最大24名(コンパクト版は16名)同時プレイ
細江慎治、佐宗綾子の両氏と初コラボ
当時にしては頑張った打ち込みオーケストラ
二子玉川設置時にテスト試乗で吐いた
1992年発表
作編曲
namco
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ファントマーズ
テーマパーク用ゲーム
二子玉川ワンダーエッグにてお披露目
川田宏行氏と初コラボ
当時にしては頑張った打ち込みオーケストラ
ギャラクシアン3とセッティングが一緒なのは手抜きじゃないです
製作時期が重なっただけ!
カートゥーン調のサウンドにアニメボイスがなかなかおしゃれさんです
もうどこにも無いんだろうな…
1992年発表
作編曲
namco
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F/A
業務用ビデオゲーム
System3最初の作品
PCM音源16音
細江慎治氏がメイン
以降のゲームミュージックシーンを決定付けた早すぎる作品
BGM3曲と効果音を担当
右も左もわからぬまま作曲
やっぱり今聞くと落ち込む
1992年発表
作編曲・サウンドプログラム
namco
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DUNK&DUNK
業務用エレメカ
バスケットを題材にしたシュートゲーム
音源はSystem2互換の24ポリPCM音源
エレメカ製作に携わるのは入社時からの夢だった
とてもじゃないがダンクシュートは構造的に無理
EM開発(当時のエレメカ開発部隊)は体育会系
和田さんはいい人でありスゴイ人だ(謎)
松田さんはそういう意味じゃもっとスゴイ人だ(お元気ですか?)
にわかNBLファンになりレイカースのコンバースを買って履いていた
1992年発表
作編曲・サウンドプログラム
namco
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ナックルヘッズ
業務用ビデオゲーム
最大4人で対戦可能なナムコ初の2D格闘ゲーム
System3でPCM音源16音
鬼のような難易度に担当した自分ですら1Pでクリアしたこと無し
音楽も好評価を得てそろそろチームで自分の色を確立してきた
自分で言うのもなんだけどよく書けてると思う
って言うかサウンドが若いなぁ
今でこそ当たり前だけど、当時はゲームにアニメ声優を意図的に起用するというビジネスモデルはまだ無かったんです、がひっそりと画策
森川智之さんをはじめ、林原めぐみさんや三石琴乃さんといった人気声優さんを贅沢にも起用
結果的に良い効果は出たんですが、あとから営業さんに「なんでそんなコトひっそりとやるんだ!はじめに教えといてくれ…」と怒られました(笑
(ココだけの話)
このプロジェクトがいずれソウルエッジに繋がる直系だったとはマニアでも知るまい
1993年発表
作編曲・サウンドプログラム
namco
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ニュースィートファクトリー
業務用エレメカ
100円二回でショベル操作してお菓子すくうアレ
FM8音、5曲書き下ろし
実はかなりのファンシーな名曲揃い
和田さんに大好評
ビクターエンタテイメントから発売のCD『エレメカ大百科』企画立案へのきっかけとなる
1993年発表
作編曲・サウンドプログラム
namco
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グレートスラッガーズ
業務用ビデオゲーム
ワースタをリアル路線へ転換
新基盤採用でPCM音源32音に
実名使用許諾取得に合わせて各球団のオフィシャル応援歌も採用
自分が書いたのは当時ゴヒイキだった西武と阪神の応援歌のみ
なのでBGMは新進気鋭のイシカバンに丸投げ
その分効果音に偏執的に凝った
おかげで企画者から「ラジオ搭載してるの?」と最大級の褒め言葉(?)
実はヤクルトはオフィシャル応援歌を採用していません
わざわざ東京音頭を採用すると言うファンも思わずニヤリな心配り
1993年発表
作編曲・サウンドプログラム
namco
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リッジレーサー2
業務用ビデオゲーム
デステクノに覚醒した細江氏がメインで舵取り
初の細江、佐宗、佐野、相原コラボ
実はゲスト的に一曲だけ参加
当時大好きだったT99の影響を色濃く受けた曲
初めてJ99名義で名前を表に出した作品
後にプレイステーション版発売時に再収録された
1994年発表
作編曲・サウンドプログラム
namco
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ガンバレット
業務用ビデオゲーム
対戦型ミニゲームてんこ盛りガンゲーム
実は筐体セールス的に隠れた大ヒット作品
独自の路線でリッジとは違ったテクノ路線へ目覚める
イシカバンとササキマンがいい仕事をしてくれた
開発では衝突の毎日
出来上がったモノを見ると衝突は作品のクオリティを上げるには絶対不可避と悟った
モチベーションの高い充実した毎日でした
1994年発表
作編曲・サウンドプログラム
namco
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レイブレーサー
業務用ビデオゲーム
リッジレーサーシリーズ三作目
歯止めの効かなくなった新めがてんサウンドの集大成
メンバーはおなじみのイカレ系4人組で二曲参加
自分的歴代名曲の一つ『BlueTopaz』初収録
イカレ系からの脱却
音楽的なテクノ路線への分岐
ガンバレットと製作作業時期が重なってたかも?
1995年発表
作編曲・サウンドプログラム
namco
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サイバーサイクルズ
業務用ビデオゲーム
佐宗綾子氏陣頭指揮
参加したってほどの事はしてないです
なんか幕間の演出ステージにロック調の曲をちょろっと一つだけ提供
ペンギンばかり選んで遊んでしまうワナ
1995年発表
作編曲・サウンドプログラム
namco
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鉄拳
プレイステーション用対戦格闘ゲーム
いまさら説明不要ナムコの人気3D格闘ゲームシリーズ一作目
業務用から家庭用へ落とす際にアレンジモードの編曲として参加
ナムコサウンドチーム総出って感じの聴き応えのあるBGM群
何曲やったんだっか…たしか3???
忘れたけどマーシャル・ロウのアレンジは大成功のお気に入りで覚えてる
実はOPムービーの曲は自分が担当
提出後にムービーとBGMの尺が当初の予定とは合わなくなった
その件で企画・演出の石井氏と衝突したのは今では懐かしい思い出
1995年発表
作編曲
namco
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ナムコアーケードクラッシックvol.1
業務用ビデオゲーム
往年の名作(マッピー/ゼビウス等)がオリジナル&アレンジで蘇る
一つの基盤に色々入っていて超お得?
アレンジモードは手下に丸投げ
C30チップ音の持つ独特の質感を当時のPCMハードで再現するために血の滲む研究を重ねた
と言うかリアルタイムでオリジナル知ってる世代は自分までだった
安易に効果音の丸録サンプリングには頼らずに当時のサウンドプログラムから16バイトの波形データ記述を探す
直接書いた波形をデータとして基盤へ持っていき譜面データを基に効果音を再構築
結構頑張った出来だと思うんですが…マッピーとかクリソツじゃないかなぁ
1995年発表
作編曲・サウンドプログラム
namco
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ダートダッシュ
業務用ビデオゲーム
オフロードを題材とした3Dレースゲーム
大食いの三角やBKOに加えリッジイカレ系4人組も参加
一曲提供(Rough and Road)
ステージ用に書いたのに何故かエンディングっぽいとの企画判断
結局エンディングのシーケンスに貼り付けられちゃったんじゃないかなぁ
爽やかなフュージョンサウンドです
1996年発表
作編曲・サウンドプログラム
namco
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鉄拳2
プレイステーション用対戦格闘ゲーム
人気3D格闘ゲームシリーズ二作目
業務用から家庭用へ落とす際にアレンジモードの編曲として参加
ナムコサウンドチーム総出って感じの聴き応えのあるBGM群
ここまで鉄拳のコピペ
何曲やったんだっか…たしか6??? ポールとかやったような?
本気で忘れたけどヨーロッパ調のアンナステージの曲は気にいってた(はず)
レコーディング収録期間に阪神淡路大震災が起こったんだ、確か
チーフのおたかさんになんか怒られた記憶が(笑
なんだっけな…よく覚えてません
エンジニアしてくださった細江さんのミックスが神
1996年発表
作編曲
namco
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ソウルエッジ
業務用ビデオゲーム
ナムコのもう一つの人気3D格闘ゲームシリーズ一作目
自分の作るべき作品の方向性を決定付けた運命的な作品
実は初代鉄拳(業務用)のプロジェクトに開発前から内々に入る話になっていた(ナックルヘッズの流れで)
次の仕事の件で川田さん(当時サウンドのトップ)に呼ばれたので、いよいよプロジェクト始動かなと胸を期待に膨らませていたら
告げられたタイトルがなんと『ガンバレット』!(笑
そんなえらいヘコんだ過去の経緯があったので『ソウルエッジ』チームに入るためにそれはもう入念なロビー活動を展開
おかげで担当になれたし結果的にはこっちのほうが正解だったと思う
キャラデザイナーのミッチーは最初はヘビメタをイメージしてたらしい
期待を裏切って純和風な民族音楽調でデモを提出(まだ日本ステージしか遊べていなかったので)
これが非常に不評なので思い切って映画的なオーケストラ音楽で日本、ギリシャ、ドイツの三曲を三日で一気に書き上げる
スムーズにオッケーが出たので良かった…もし出なかったら再起不能だったかも
毎度ながら声優陣も豪華に起用
『ナックルヘッズ』の付き合い以前に御剣役は森川さん以外考えられなかった。ソフィーティア役の根谷さんは個人的なファン(笑
効果音サウンドの一部として捉えているので声優さん選びは毎度真剣です
このゲームには朝昼夜って時間変化演出が搭載されているんですが、神プログラマー朕の遊び心で夜間は非常に優秀な天体運行計算(プラネタリウムね)がされて星が書かれているのはココだけの秘密
これにてナムコ時代の作品はおしまい
1996年発表
作編曲
namco
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