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朝鮮学校生徒ら120人訪朝 今年も金正恩氏礼賛歌劇に参加へ 校長には勲章、各校が忠誠文
2013.1.29 09:44
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全国の朝鮮学校の児童・生徒ら約120人が今月初め、迎春公演に参加する少年芸術団として訪朝したことが28日、分かった。公演には昨年も児童ら約100人が参加、金正恩第1書記に永遠の忠誠を誓う歌劇を演じて、大阪府が補助金支給を見送った経緯がある。今年も金正恩氏礼賛公演のための訪朝が明らかになったことで、他の自治体が補助金の支給継続についてどう判断するか注目される。
また、朝鮮学校の校長を含む学校関係者ら約20人が昨年12月に訪朝した際、祖国への功績をたたえる勲章を授与されたほか、学校ごとに金第1書記に忠誠を誓う新年祝賀文を送っていたことも判明。安倍晋三政権が高校授業料無償化を適用しない方針を決めるなど、北朝鮮独裁体制との関係性が問われるなか、朝鮮学校は正恩体制との結び付きをさらに強めている。
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関係者らによると、小学校に当たる朝鮮初級学校と中学・高校に当たる中高級学校の11~17歳の児童・生徒らが、茨城朝鮮初中高級学校の校長ら8人の引率で10日に訪朝。練習を重ねたうえで2月5~7日に平壌で開かれる、旧正月に合わせた迎春公演で歌劇を披露する予定だという。
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