大阪市立桜宮高の男子生徒自殺問題で、体育系2学科の募集中止が決まったことを受け、陰山英男大阪府教育委員長(54)は24日、市役所で橋下徹市長(43)らと会談した。その後、府教委は受験生の受け皿として府立大塚高校体育科の定員を40人増員を決定したが、会談中は長谷川恵一市教育委員長が激怒するなど、教育委内の内輪モメに発展した。基礎学力向上法「陰山メソッド」で知られる陰山氏の過激な発言で会談は紛糾した。
「この一件に関して2つの事件を思い出した。1つは大津市のいじめ事件、もう1つが尼崎の事件です。つまり暴力のマインドコントロール」
尼崎の事件とは昨年、発生した連続変死事件。角田美代子元被告(留置場で自殺)が暴力で複数の被害者を支配下に置き殺害に関与したとされる。桜宮高のバスケット部顧問が生徒をマインドコントロール下に置いていたとの指摘だったが、さすがにこれには市側の長谷川委員長が立腹。「自分(府)のところの(体罰の)実態をお調べになってから言ってほしい」と反論。見かねた橋下氏が「もう、やめましょう。これを見た人は、どうなっているんだと思いますよ」とあきれて制する場面もあった。
陰山氏は本紙に、発言の真意について「比喩としては適切でないんですが…」と前置きしながら「要するに暴力によるマインドコントロールがあったのかなと思った。子供たちに、友達が自殺をしたという空気感みたいなものが感じられない。尼崎の事件でもあったように暴力でのマインドコントロールっていうのは正当な価値観をマヒさせるのかなと…」とした。
さらに「教育現場で暴力によるマインドコントロールが起きるかもしれないということを考えなければいけないと思いました。それを解かないといけない。考えておかないと話し合いでは済まなくなる」と持論を語った。発言は波紋を呼びそうだが、批判を承知で「それでも一個人として言いたかった」とキッパリ。問題はどこまで波紋を広げるのか。
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