予知--M7福島沖はいつ?
おはよう
毎日、テレビをじっと食い入るように見て、サインをチェック。ついに、4日前サインらしきのをみつけた。昨夜のNHKアーカイブか何か。爆弾テロの話。建物が壊れる。その砂煙の廃墟から人を救う。哀れな話。大きなコンクリート建物が壊れることから、福島沖のサインの可能性を考えた。
今朝の情報番組を見ても、はっきりしたサインはない。が、バス、荒地、鉄骨骨組など被災のサインが網羅的にみられることから、4日前らしいとわかる。はっきりと4日前サインが出たら、4日前。そうでないときは5日前。
今夜にもサインが出る。明日になるともっとはっきりとする。明日なったら、4日前サインかどうかを確定させる。地震の有無は、前日の観測データから決める。
というわけで、29日説は撤回。2月1-2日頃とする。地震は、起きる日は決まっている。それまではけっしてこない。テレビ予知では、突然発生ということにはならない。いつくるか、とあまり心配しないこと。
早くから、M7福島沖地震を意識して、損することはない。2週間程度なら、誤差だ。その間に、充分な準備ができる。
新しく、この地震で建物内にいて、頭部を負傷するというサイン(きのこを頭にかぶる家族のCM)が出た。室内の高い所にある荷物は今のうちにおろしておこう。
テレビ予知は高尚か?
象徴を解読して未来を知ろうと過去、何百年、何千年も人類は挑んできた。が、いまだに誰も、キリスト教末期に予言されたイエスの子も見つけ出せてないし、反キリストも誰もつきとめていない。誰もヨハネの黙示の解読にいたってない。他にも多くの予言などは解明されてない。それに、地震予知がそれでできた者もいない。
私が成功すると、人類初のケースとなる。偉業だ。テレビを見ながら、それをやりとげてしまうわけだ。その技量は、誰も及ぶことがないストロングスキルだ。私は予言を書く側でなく、解読する側なのではあるが。
今年中にも、この地震予知に成功したら、象徴を読み解くことが日本の浮沈にかかわるほど重要で、価値があるものとされる。すると、私はひっぱりだこ。不可能を可能にした男として新聞・テレビで紹介される。
私のところには弟子にしてください、と門を叩く若者もくるだろう。出版社からは本を書けと言われる。それでテレビ予知はみなができるようになる。しばらくすると、ネットに同じことをする掲示板やブログも現れる。しだいに私以外にも、あたる人が出てきて、専門家と称する。
かつてユリ・ゲラーによって、スプーン曲げ一色になったようにテレビ予知が大ブーム。血液型占いはなくなり、テレビのサイン占いにとってかわる。便乗商売も盛んで、本屋にも"テレビ予知"という名のついた本が並ぶ。占い館でも、タロット占いよりも、テレビ占いコーナーに人が集まる。
"あなたは、読売派ですか、それともフジ派ですか? 読売派ですか。ならあなたは、すばる系です。あなたは宝塚を身近に感じますね。あなたはプレアデス系の男とは恋に落ち、結婚します。"
いつのまにかテレビ予知に似たような恋占いも登場。そんなあざとい商売だけでなく、まじめに研究する者もいて、大学内でも心理学部か文学部に、象徴研究室が設立される。スーツをはいた若い学者が、教室で、テレビ予知を講義する。
"昨夜のワンピース見ましたか? ルフィーは火の町で、火をはく巨大竜を退治しました。'竜'はアフガンという地域を示すサインです。つまりですね。アフガンで地震のため町が火の海になる。そこまでいかないと思いますが、強い地震による火災がアフガンで30日後の2月末に発生すると思われます。"
御高説をまじめに得意顔で披瀝する。生徒は、スゲー、と思うわけで。翌日には、アフガンの防災官庁に情報が行って、住民に地震予報が流れる。
なんと、グローバル。一介の学者が、地球全体の防災を考えるわけで、ボーダーレスに活躍。内閣から首都直下防災の専門家の一人として、声がかかる。と、夢はつきないのだが・・・
そうだ。こうなるようにしよう。こうしよう。テレビ予知はこうしょう。
??? この流れはどこかで見覚えが。1つの"アイデア"をもっともらしく展開して、マイブームを想像の中だけで社会ブームにしてしまうのは、いつも立ち読みする辛酸なめ子氏の漫画ではないか。
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