アフリカ象の出産、子育てで大賞 愛媛県立とべ動物園子象の世話をする愛媛県立とべ動物園の椎名修さん(市民ZOOネットワーク提供) 動物園や水族館のユニークな取り組みを表彰する本年度の「エンリッチメント大賞」が、国内の動物園ではほとんど成功例のないアフリカゾウの繁殖に成功した愛媛県立とべ動物園(同県砥部町)の飼育員椎名修さん(49)らに贈られることが16日、決まった。 主催する市民ZOOネットワーク(東京)によると、象は雌だけが群れをつくり、出産時には群れのほかのメンバーが母象を落ち着かせたり、子どもについた胎盤をはがしたりしてサポートする。1~3頭で飼育する動物園ではそういった形での繁殖が難しい。 椎名さんは自分が群れのメンバーの代わりになって母象を助け、2頭の出産に成功。 【共同通信】
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