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感染症での脱水に注意呼びかけ1月22日 17時20分
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インフルエンザなどの感染症が流行するなか、脱水を予防するためのイベントが東京都内で開かれ、専門家が、高熱や下痢、おう吐の際には、ナトリウムなどの電解質を多く含む経口補水液を早めに摂取するよう呼びかけました。
このイベントは、小児や救急などの専門家で作るグループが、感染症による脱水を予防しようと、東京・葛飾区にあるショッピングセンターの一角で開きました。
イベントでは、兵庫医科大学小児科の服部益治教授が講演し、高熱や下痢、おう吐の際には、体から水分だけでなくナトリウムなどの電解質が大量に失われることを説明しました。
そして、水やお茶だけを飲むと体液が薄まって脱水状態がさらに進むため、38度以上の熱があるときや、下痢やおう吐を繰り返すときには、ナトリウムなどの電解質を多く含む経口補水液を早めに摂取するよう呼びかけました。
参加した1歳と2歳の女の子の母親は、「水分の与え方が分からず、下痢やおう吐の際に、さ湯や麦茶を与えていたが、経口補水液を常備しようと思う」と話していました。
服部教授は「インフルエンザが流行しているが、熱や下痢で失われた体液を補ういちばん簡単な方法が経口補水液なので、ぜひ早めに飲んで、重症化を防いでほしい」と話しています。
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