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インドゾウの太郎 39年の生涯閉じる2013年01月27日(日)更新
旧道後、とべと県内2つの動物園で来園者に親しまれてきた、インドゾウの太郎がきのう午後、39年の生涯を閉じました。

「ご苦労様というのとありがとうという気持ちとごめんねという気持ちがすごく大きい。

もっともっと長生きさせたいという思いはずっとあった」(太郎の飼育担当・松浦友貴さん)太郎が亡くなったことを受け、とべ動物園がきょう会見を開き、飼育担当の松浦友貴さんは「人間でいうと力士並の巨体だったが、小心者で、来園者との触れ合いも大好きだった」と、元気だった頃を振り返っていました。

1973年に生まれた太郎は、旧道後、とべと県内2つの動物園で人気を集めてきましたが、ここ数年は体調がすぐれず、今月20日には立てなくなって更に衰弱が進み、きのう午後4時40分息を引き取りました。

太郎は6年前、パートナーの花子に先立たれていて、広いインドゾウ舎は主を失ってしまいました。

園内で飼育されているのは、アフリカゾウの3頭のみです。

動物園では、園内に記帳台を設けて来園者からメッセージを募り、およそ40年に渡って園を支えてきた人気者の死を悼むことにしています。