【設立の背景】
世界中で注目を集める「ロケーション・エンタテインメント」。
外国人観光客誘致や地域振興の切り札として、日本でも期待が高まる
もともとディズニーによるフロリダでの大規模開発を原点とする「ロケーション・エンタテインメント」(以下LE)。現在は、カジノを機軸に、ホテル、商業施設、コンベンション会場、エンタテインメント会場などの施設を、まち創りや都市環境と調和する形で複合的に開発する際の呼称として用いられています。昨年4月オープンのシンガポール「マリーナベイ・サンズ」が近年の代表例です。
欧米諸国や中国、マカオ、シンガポールなど120ヵ国以上で合法化されているカジノ。日本でも、超党派の議員連盟が昨年4月に発足し、今秋の臨時国会での法案提出が先月報道されるなど、合法化に向けた動きが加速しています。地方公共団体と国に納入される収益金の一部を東日本大震災の復興財源に充てることも検討されています。
【協議会主旨】
「ロケーション・エンタテインメント」をテーマとした日本初の研究組織
学術的調査研究や人材育成、新事業の創出などに取り組む
<目的>
日本における「ロケーション・エンタテインメント」の成功に必要な学術的調査研究を中心的に行い、広くこれから日本のエンタテインメント産業の発展に寄与することを目的とします。同時に、グローバルな環境下で活躍しうる人材の育成や、持続可能な新しいエンタテインメント・ビジネスの創出にも取り組みます。
<主な活動>
◆活動① 学会の開催: 総会:年1回開催、研究会:年3回程度
◆活動② 調査研究: 「アジア地域におけるLEの現状調査」「LEの学問的アプローチによる専門人材育成プログラムの構築」「カジノ・ゲーミング産業の実態調査及び最新技術に関する研究」「持続可能な新たなエンタテインメントビジネス(産業)の創出」などをテーマとして予定
【協議会発起人】
<協議会会長>
●北谷 賢司(金沢工業大学 虎ノ門大学院 教授 Ph.D.)
<協議会発起人(順不同)>
●北山 孝雄 (北山創造研究所 代表取締役)
●千代 勝美 (前JALホテルズ 代表取締役社長、株式会社大島造船所 最高顧問)
●三枝利行 (東急不動産株式会社 取締役常務執行役員)
●細田 泰 (ユニゾン・キャピタル株式会社 マネージメントアドバイザー)
●H.E..Luis Plata (前コロンビア共和国 商工観光大臣)
●林 和男 (ぴあ株式会社 取締役Co-founder)
●宇田 和史 (株式会社日本危機管理機構 代表取締役会長)
●下田 武央 (株式会社グル―ヴィ 代表取締役プロデューサー)
●中條 辰哉 (米国Las Vegas Sands Corp. 日本支社長)
●Yoon Mo Ahn (韓国Grand Luck Corp.LTD CEO/President)
※他、大手広告代理店関係者など数名が発起メンバーとして参画予定です。
【ニュース・リリース】