メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

話題のキーワード

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

「甲状腺被曝は30ミリ以下」 原発事故巡り放医研推計

 【大岩ゆり】東京電力福島第一原発の事故による甲状腺被曝(ひばく)は、大半の福島県民が30ミリシーベルト以下という推計結果が27日、都内で開かれたシンポジウムで発表された。まだ中間報告の段階で、推計の前提には不確実な要素も多く、さらに検証が必要だという。

 原発事故で飛散する放射性ヨウ素は、甲状腺に集まる性質があり甲状腺がんが心配される。ただ、ヨウ素の半減期は8日と短く、甲状腺被曝の実測データはほとんどない。環境省は昨年、放射線医学総合研究所(放医研)に委託して、被曝の実態を検証するプロジェクトを始めた。

 放医研の栗原治・内部被ばく評価室長らは、甲状腺検査を受けた子ども1080人とセシウムの内部被曝検査を受けた成人約300人のデータから、体内の放射性ヨウ素の濃度はセシウム137の3倍と仮定。飯舘村、川俣町、双葉町、浪江町などの住民約3千人のセシウムの内部被曝線量から、甲状腺被曝線量を推計した。最も高い飯舘村の1歳児でも9割は30ミリシーベルト以下、双葉町では27以下、それ以外の地区は18〜2以下だった。国際基準では、甲状腺がんを防ぐため、50ミリシーベルトを超える被曝が想定される場合に安定ヨウ素剤をのむよう定めている。

 討論会では「ヨウ素の比率はもっと高い可能性もある」などの意見が出た。環境省はより正確な実態に迫るため、来年度も事業を継続する予定。

PR情報
検索フォーム

おすすめ

記録に映し出された東京本店の理不尽な要求。混乱する事故直後の数日間を徹底検証。

第一線の記者が、事故当時の発表と報道を検証。あのときどうすればよかったのか。

第一線の記者が、事故当時の発表と報道を検証。あのときどうすればよかったのか。

東日本大震災による多くの犠牲を出した痛みを読者と共にしながら防災、減災を考え直す。

緊急輸送道路を繋ぐ橋が、震災対応の司令塔となる自治体庁舎が崩壊する危険が…。

日本列島に広がる危険な斜面には、自治体にも把握されていないリスクが伏在している。

注目コンテンツ

  • ショッピングキーボード一体型ケースも!

    iPhone5の気になる一品

  • ブック・アサヒ・コム新緑に消えた美女

    不思議な女性に出会い克服

  • 【&M】きょうは、何の日?

    美人と一緒なら、毎日が特別な1日

  • 【&w】世界に一つだけの花束を贈る

    「物語を贈ろう」

  • 朝日転職情報

  • 就活朝日2014