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秋田 頭の色つやを競う「光頭相撲」1月27日 15時25分
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地域を明るく元気にしようと髪の毛が少ない男性たちが頭の色つやなどを競う、ユニークな催しが秋田県横手市で開かれました。
「光る頭」と書いて「光頭相撲」と名付けられたこの催しは、髪の毛の少ない男性たちで作る横手市の高齢者のグループ「光頭会」が毎年開いています。ことしは74歳から88歳の会員6人が参加しました。
取り組みでは、頭に手ぬぐいを載せた2人の男性が向かいあって座り、行司の合図に合わせて手ぬぐいをとって頭を突き出します。勝負は、頭の光り具合や色つや、形などで決まります。行司がライトで照らしたり虫眼鏡を使ったりして頭を見比べ、勝ち負けを判定していました。
取り組みの結果、ことしは最高齢の88歳で、しこ名が「光清」の中村清一さんが横綱の座に輝きました。中村さんは「やはり横綱が一番です。デイサービスに通って、毎回頭を洗ってもらっています」と話していました。
また、ひものついた吸盤を頭につけて互いに引き合う「吸盤綱引き」も行われ、男性たちは吸盤のあとが残ってしまうほどの激しい戦いを繰り広げていました。
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