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2013年1月24日(木)
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阿仁鉱山の絵図をデジタル公開
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| 弘大付属図書館のホームページで公開している「秋田阿仁鉱山関係絵図」 |
−ＰＲ−
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弘前大学付属図書館は、同館が所蔵する貴重資料「秋田阿仁鉱山関係絵図」をデジタルデータにしてホームページで公開した。長谷川成一館長は「これからの鉱山史の研究に役立つ資料。世界的に活用してもらいたい」と話している。
同館の貴重資料をデジタル公開したのは、昨年度の「津軽領元禄国絵図写（つがるりょうげんろくくにえずうつし）」に続き2件目。デジタル化した絵図は360度回転、拡大、縮小ができ、小さな文字もくっきり見ることができる。
阿仁鉱山関係絵図は、藩政時代から明治時代初期に制作された5点。同大が1965年に購入した。秋田県・阿仁鉱山の坑道の配置や炭鉱員の住居などが細やかに描かれている。現物は劣化が激しいため、普段は公開していない。
阿仁鉱山は江戸時代に銅の産出量日本一になった鉱山で、長谷川館長は「阿仁鉱山の歴史から、江戸時代の幕府財政や貿易史、秋田藩政が見えてくる」と話す。
同館は今後、三十数点ある貴重資料を順次デジタル化して公開する予定。ホームページはhttp://www.ul.hirosaki-u.ac.jp
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