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甘利経済再生相 共同声明に理解求める1月27日 5時55分
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甘利経済再生担当大臣は、スイスで開かれている世界経済フォーラムの年次総会、いわゆる「ダボス会議」に出席し、デフレ脱却に向けて2%の物価上昇率を「目標」と定めた政府と日銀との共同声明について、「世界標準をまったく逸脱していない」などと述べ理解を求めました。
世界経済フォーラムの年次総会、いわゆる「ダボス会議」は、毎年、スイス東部の山あいの町ダボスで、世界各国の政治や経済界のリーダーたちが一堂に会して開かれる国際的な経済会議です。
この中で、甘利経済再生担当大臣は、デフレ脱却に向けて2%の物価上昇率を「目標」と定めた政府と日銀との共同声明の内容などについて説明しました。
そのうえで、甘利大臣は「共同声明は世界標準を全く逸脱していないし、日本政府は為替相場には言及しない。それは市場が決めることだ。日本が世界経済をリードする責任を果たせるように健康体を取り戻すことは、世界が歓迎してしかるべきだ」と述べ理解を求めました。
これについて、討論会に出席したカナダ中央銀行のカーニー総裁は「日銀の独立性を保ちながら行っている日本の政策を賞賛したい」などと述べました。
また、これに先だって、甘利大臣はIMF・国際通貨基金のラガルド専務理事と会談し、安倍政権の経済政策などについて説明したのに対し、ラガルド氏は「『アベノミクス』と呼ばれる日本の経済政策を十分に理解しているし支持している。正しい選択だ」と述べたということです。
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