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【芸能・社会】

浜木綿子44年ぶりデュエット 「徹子の部屋」38年目サプライズ

2013年1月28日 紙面から

黒柳徹子(右)とともに約44年ぶりに生歌を披露した浜木綿子(テレビ朝日提供)

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 女優の浜木綿子(77)と黒柳徹子(79)が、約44年ぶりにデュエットした。2月4日に放送されるテレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜午後1時20分)での冒頭の一コマ。この日、番組がスタート以来38年目に突入する最初のゲストとして迎えられた浜と聞き手の黒柳が、「すみれの花咲く頃」をデュエットした。

 宝塚歌劇団の主演娘役として活躍、退団後もミュージカルに出演した浜。1969年に帝国劇場で上演された「ラ・マンチャの男」(松本幸四郎主演)に、ドン・キホーテが“想い姫”と信じ込む宿屋のあばずれ女アルドンサ役で難曲を歌いこなした後、ミュージカルは“卒業”、演技に専念してきた。

 黒柳は、その「ラ・マンチャ」に家政婦役で出演した仲。長年の交流もあり、38年目の最初のゲストとして浜に登場してもらい、サプライズで歌をオファーしたところ、快く応じた。2人で歌うのは、「ラ・マンチャ」以来約44年ぶり。

 収録当日、浜は、「もう声が出なくなりましたから」と言いながらも、美声を披露。しっかり黒柳をリードして、タカラジェンヌ時代数え切れないくらい歌った「すみれ−」を懐かしそうに歌いきった。

 また、昨年、歌舞伎俳優として舞台を踏んだ長男香川照之(市川中車、47)の話題には、「照之がこの舟に乗らなければいけない、と言っていたので今は風になって見守りたい」と母親の心情を話した。

 さらに、市川団子を名乗ってデビューした孫政明君をけいこ場に送っていった時に、偶然、前夫市川猿翁(73)と46年ぶりに再会。その時は「なんの感情もなかった」。そして、「息子を立派に育ててくれてありがとう」と言われ、帰りに手紙を添えたジュエリーの贈り物をもらったことも明かした。

 「いろんなことがありましたからね、あっという間といえばあっという間」と振り返った浜。自身は、芸能生活60周年を記念して、故井上ひさしさんの母マスさんの半生を演じる代表作「人生はガタゴト列車にのって」(3月28日−4月7日東京・北千住シアター1010、4月20・21日名古屋・中日劇場)に主演する。

 

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