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【プロ野球】

菅野が侍ウオッチャー宣言 内海、山口にくぎ付け

2013年1月28日 紙面から

合同自主トレでキャッチボールをする巨人の菅野(左)。右は内海=宮崎総合運動公園で(市川和宏撮影)

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 巨人のドラフト1位・菅野智之投手(23)=東海大=が27日、侍ウオッチャーになることを宣言した。宮崎合同自主トレに参加している右腕は初日からブルペン入りした内海哲也投手(30)、山口鉄也投手(29)のピッチングにくぎ付け。「間近で見て勉強していきたい」と語り、代表合宿で2人がチームを離れるまで熱視線を送ることを誓った。

 黄金ルーキーが侍スピリットを継承する。そろってブルペンに入った代表左腕コンビ。ネット裏に陣取った菅野は圧巻の共演に食い入るように見入った。「フォームに安定感がある。ボールの質だとか、球の出どころが見づらかったりだとか、さすがだなと感じました。練習に取り組む姿勢も見習っていきたい」。内海は「見られていたので力が入った。球はたれてましたよ」と苦笑いしたが、WBCに向けて仕上がりの早い2人だけに、余計に衝撃は大きかった。

 前夜は宮崎市内で開かれた投手会に参加。韓国料理に舌鼓を打ちながら、チームに溶け込もうと努力した菅野。この日はランニングメニューを見学するなど抑えめの内容で、ブルペン入りもチーム方針で1月中は見送ることが濃厚になった。それでも調整は順調で「2月1日にはブルペンに入れる状態になると思う」とキッパリ。偉大な先輩の後ろ姿を見ながら、一歩ずつ階段を上っていく。 

  (臼杵秀之)

 

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