'13/1/27
惜別…シンボルのポプラ伐採
広島市中区の本川左岸に広がる河川敷、通称「基町ポップラ通り」のシンボルだったポプラが26日、伐採された。病気で枯れたためで市民約30人が集まって別れを惜しんだ。
木の世話をしてきた市民グループ「ポップラ・ペアレンツ・クラブ」のメンバーたちが記念撮影をした後、高さ約11メートルの木をチェーンソーで切り、希望者に幹を配った。
戦後間もなく植えられ、2004年の台風で倒れたポプラの「2代目」。映画上映会など一帯はにぎわいの舞台となっているが、昨年7月ごろ枯れ始め、薬剤などで治療したが回復しなかった。
グループは先代から株分けした3代目を5月ごろ植樹する予定。
【写真説明】伐採されたポプラの断面に触れる代表幹事の隆杉純子さん(右)たち