開示請求であるが、郵送だけでなく、来所しての閲覧も可能である。
厚労省への公開請求の閲覧は、情報公開文書室で出来る。場所は厚労省内の2階。
正面入口はガラス戸の近代的な雰囲気で、廊下も入り組んで長い。その奥まった部屋に、国民が訪れる文書室がある。
厚労省ともなれば、さぞかし広くてハイテク機器を揃えているのかと思いきや、机の少なさと閑散した雰囲気に少し面食らった。
4人用のテーブルセットが3つと、対面型長テーブル、そしてパソコンとコピー台がひっそり無造作に置かれているテーブル。
また、個室もないので、担当課の職員を呼んでもらっても、周りに丸聞こえである。滋賀県の情報公開室は、個室もあるし、広さもそこそ
こある。厚労省より、滋賀県の情報課のほうが、より国民目線の室内作り(建物自体は古いが)をしていた。
文書室での閲覧中は、全く誰もいなかった。1人が何か文書を取りに訪れただけで、ほぼ独占状態。だから、個室は不要なのかと勝手に解釈
していたのだが・・。
開示請求の収入印紙は、課内では販売してなく、売店(下の階)まで降りないと入手出来ないので、新たに請求をかける時などは、あらかじ
め印紙を用意しておいたほうがいいだろう。