【動画】「ノー オスプレイ」訴える=小川智撮影 |
米新型輸送機オスプレイの配備撤回と米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外移設を求めて、沖縄の要請団約130人が27日、上京した。東京・日比谷で抗議集会を開き、銀座をデモ行進した。
県内41の全市町村の首長・議長(代理含む)や県議らが参加し、28日は官邸を訪れて「直訴」する。「沖縄の声が本土では一顧だにされない」という反発から、1972年の本土復帰後では最大規模の上京・要請に踏み切った。
安倍晋三首相宛ての建白書では、オスプレイ配備について「県民に対する差別以外なにものでもない」と言及。翁長雄志(おながたけし)・那覇市長は集会で「沖縄県民は目覚めた。もう元に戻らない。日本国も変わるべきだ」と基地負担軽減を訴えた。