ふう、ようやく胃潰瘍が収まってきました。
またもとの慢性胃炎にもどり、痛みも治まって平気で辛いものが食べられそうです。
かなり強いストレスがあるとこうして胃潰瘍の再発をしょっちゅう繰り返す私ですが、実はこの胃潰瘍はもともと高校2年生のときに行った修学旅行のお土産なのです(;^_^A
こんな土産いりませ~ん。゚(T^T)゚。
家族にも親しい友人にもあまりいったことのない話ですが、この際全部暴露してしまいます(オカンにだけは心配されたくないので、そこにだけは伝達しないでください)。
修学旅行は関西(大阪、奈良、京都、兵庫など)方面を4泊5日くらい旅し、仏教学校なだけにいろんな寺院をめぐり、更にアトラクションも沢山体験してとても楽しい日々を過ごしました。
仙台空港上空で飛行機の影にまあるく虹が出ているのを見たり、
山だらけの場所を見てとりあえず「長野」?と仮定してみたり、
伊丹空港?が地図に書いてあるように本当に出っ張っているのを発見したり、
伏見稲荷神社でウンザリすほどの鳥居を見たり、
三十三間堂で自分に劇似の観音様を発見したり・・・・。
ここには書ききれないほどの、沢山の思い出を心に刻みました。
しかし、全てが楽しいというわけにはいかなかったんです・・・。
わずか1%の苦談もありました。
ーあれは4日目(最終日前日)のことでした。
一向は京都から大阪へ向かいます。
この日は一日、ユニバーサルスタジオジャパンで遊ぶだけの日になっていました。
私の所属していたグループのリーダーがジェットコースター好き(仙台ハイランドなどでバンジージャンプも平気で飛ぶ)でして・・・><
絶叫系が大の苦手で勝つ高所恐怖症の私はめちゃくちゃ不安でした
はじめはターミネーターにいきましたが、あれは何事もなく無事に楽しめました。
ほお~、絶叫系以外にもちゃんとアトラクションがあるのね、とほっとしました。
ところが、その次。
スパイダーマンのアトラクションに乗りました
室内系だから、大丈夫なのかな?・・・と思いきや・・・。
ああああああああああ!!
・・・びっくり、やっぱり絶叫系でした・・・。
実はスパイダーマン自体もどんな映画なのかわかっておらず、狼男的なものだとばっかり思っていたのでそっちの意味でも不意を疲れてしまいました><
激しい急勾配にすっかりくたびれてしまいました。
蜘蛛男:楽しんでくれたかな?
簡便してくれーーー!!
何が楽しんでくれただよーーー
死ぬかと思いましたよ、もう!
絶叫系ならそうだって入り口に書いてくださいヨ。
でもまだこのときは、私のミノさん(胃)は大丈夫でした。
次に向かったのは、バックトゥーザフューチャーです。
これは私も知っているから、大丈夫かも?
・・・なんてこと、言わなきゃ良かった。
ディズニーランドでいうジャングルクルーズ的なものを想像していましたが、段々列が前へと進み・・・狭くて暗い場所に進んでいきました。
あ、またか・・・。
またしてもショックを受けた私なのでした。
軽い閉所恐怖症もあいまって、恐怖心は更にヒートアップ。正直入り口(中の暗いところ)で帰りたかったです。
いやあああああ!!
怖くて目をつぶっていたら、余計にわけ分からなくなってパニックに陥りました。
後の友人の話によると、途中でシートベルトをはずそうとしていたとか、ギャンギャン吠えまくっていたとか・・・いつも学校では絶対にしないような奇行をしていたとのことです。
全然覚えはないんですけどね><
「仙台帰るーーーー!!」っていってたのは覚えていますが、ほかは全く・・・。
思えばこのあたりからミノさんの調子が悪くなってきたような気がします。
出口でアインシュタインのぬいぐるみを買おうと思っていたら、意外と高かったので断念して次に向かいました。
ああ、次は絶叫系は勘弁して・・・。
そんなこんなで最後に乗ったアトラクションは・・・ジュラシックパークでした
恐竜も好きな私は、ようやく楽しめる場所につれてきてもらえた、とほっとしました。
しかし、乗り物は前半に坂をめちゃくちゃ上る動作があり、また来る…と今にも心臓が破裂しそう。でも、何故かちょっと降りただけで終わってしまいました。
あっ、ここは大丈夫かも?
ほっと胸をなでおろしました。
途中はまるでサファリパークのような風景が広がり、ちょこちょこ可愛い恐竜もいて心が和みました実は襟巻きのないティロフォドンザウルスが特にツボでした。
しかしながら、癒しのひとときはそう長くは続きませんでした。
昇ったもののそんなに高さはないから今度は大丈夫だろう、と油断していると・・・。
最後のところ、でかいティラノが現れるあたりでまただまされてしまいました。
ぎゃあああああああああっ!!
垂直に水に落っこちてしまいました・・・
・・・・。
・・・・・・・・。
私はショックで数分?意識を失ってしまいました。
友人A:サラちゃん、しっかりして!!
友人B:大丈夫?生きてる???
気がつくと、私はジェラシックパーク付近のレストランの前にいました
歩いてここまできた記憶がないので、
もしかすると、みんなにここまで運んできてもらったのかもしれません
><当時私は体重が65kgもあったので、とても重かったに違いありません・・・。
みんな、ごめん・・・。
気がついてからもコースターの怖かった場面のフラッシュバックが何度も起こり、そのたびに体の痙攣や転倒が多発し、胃もいつになく痛くて歩くと響き、まともに乗り物はもう乗れる状態ではありませんでした。
このままでは迷惑なので、みんなとは別れて別の行動をとることにしました。
しかし、友達は私のことを気遣って、ジェット乗りたい人は乗りたい人同士で、乗りたくない人は私と一緒に買い物に付き合ってくれました。
みんなはなんて優しい人たちだったんだーー・°・(ノД`)・°・
理解あるともだちのおかげで、この日もなんとか過ごすことができたのでした。
しかし、体には徐々に異変が広がりだします。
旅館では私のグループとリーダーの友達のグループが一緒でわいわい楽しく過ごしつづけることができていましたが、突然ジェットコースターのことが頭によぎると失神したり、手足の震えが止まらなくなったり・・・こればかりはどうにもできませんでした。
胃の不快感も治まる気配はありません。
そして翌日。最終日は神戸に向かって防災館の見学の予定でした。
しかし胃がとうとう狂ってしまい、バスの中で吐血して動けなくなってしまいました
このため私はバスで留守番、添乗員さんが看護師さん呼んで私の手当てをしてくれることになりました。緊急用の輸液?らしいものを点滴してくれました。これでも直らなかったら、病院にいくといわれてなんとか根性で治すことにしました。
なんとか血の気は戻り、伊丹でまた吐いてしまったもののあとは何とか大丈夫でした
大阪と兵庫の皆さん、あなたの街を汚してしまってすみません・・・。
そんなことがあって、こんな「いらないお土産」を今も抱えています(笑)
どうにかならないかなあ。