・平成25年1月10日(木曜日)
4時21分起床、ニュースチェック。
部活動体罰自殺事件。
体罰は恒常化していたようだ。
指導教諭の自己満足となっていたのではないか?
叩けば言うことを聞く。
指導できる、と。
違う。
言うことを聞くふりをするだけだ、子どもは。
心から理解するのではなく、怖いから・痛いから、言うことを聞いているふりをするだけだ。
「生徒を発奮させるため叩いた!」と、生徒指導のため、とか言い訳しているが、違う。
「たたけば言うこと聞く=指導とは叩くこと=生徒のため=教師の自己満足」
悪循環。
そこには、指導への愛情がゆがんだ形で表出されている。
・・・全国の部活動の強豪と言われる学校において、そういう「教師の自己満足」という悪弊が横行してはいまいか!
閉会中審査が必要。
そう思う。
与党税制協議会が、1月24日に大綱をまとめる。
住宅税制や自動車重量税などの整理、消費税の軽減税率導入や価格転嫁対策、所得税や相続税の課税ベース拡大などなど。
3党合意の調整事項これあり。
タイトな日程。
1月28日に国会開会。
1月31日の補正予算提出、2月中の補正成立、2月28日の当初予算提出、3月末日までの暫定予算成立。
そして、ゴールデンウィーク前後の当初予算成立と、関連法案成立(税制や公債特例法案)。
このカレンダーは、経済再生・景気回復に向けて、とても大切なスケジュール。
心してかかりたい。
8時、党本部。
901号室に向かうエレベーター内で、西村やすとし代議士とばったり。
「昨日、テレビニュースで見たよ西村さん。安倍総理の後ろで、えらい怖い顔してたじゃないの。もうちょっと舘ひろしみたいな優しい笑顔で映らなきゃ!」と、軽口をたたくと、
「甘利経済再生担当大臣の補佐で経済財政諮問会議に出てたもんですから、気合が入りまして!」と、さわやかな笑顔。
そうそう、それそれ。
01号室で、自動車議連 総会。
中川秀直会長が久々の党本部登場。
ごあいさつ。
息子さんが見事当選され、ご自身は勇退。
そして、政権交代もなされ、晴れ晴れとした表情。
まるで森先生みたいだ。
まずは、額賀福志郎会長と交代人事。
そして議題は、景気対策の案件処理。
景気に敏感な自動車業界。
下請けの部品工場も含めれば、地方の景気・雇用のカギも握る。
自民党は与党に復帰した。
エコカー補助金や、研究開発減税など、自動車業界が元気にならなければ!
それに、3党合意で、自動車重量税や自動車取得税の整理統合についても言及している。
対応すべき課題は多い。
(地方独自税であり、代替財源の課題は残るが・・・・)
8時半、いったん国対に入り、執務。
昨日に引き続き、読書。
「地球千年紀行」〜先住民族の叡智〜(月尾嘉男著 アサヒ・エコ・ブックス発行)
作法、伝統舞踊、言語、地産地消、神社の位置、エネルギー循環、環境と生命圏域、自然崇拝、地縁社会、日曜市場、信仰と祈祷、冠婚葬祭の儀式。
著者の、「人間こそ、史上最大の雑食動物」?というコメントに、この番組を制作した側の苦労がしのばれる。
ぜひ、おススメしたい一書。
9時過ぎ、小此木八郎代議士と、国対にて懇談。
予算委員会の運営について、見通しを立てながら、いろいろアドバイスをいただく。
感謝。
10時、全国史跡整備協議会の井上会長(太宰府市市長)と面談。
10時半、北陸地方整備局港湾空港部、永田部長と面談。
金沢港整備についての展望をうかがう。
あいた時間に、文部科学委員会閉会中審査の調整。
早ければ来週中、大臣日程もにらみながら、再来週も視野に。
鴨下国対委員長や浜田幹事長代理の了解を得る。
公明党の漆原国対委員長のご理解もいただく。
民主党の高木国対委員長のご理解もいただく。
松野委員長のご理解もいただく。
民主党や維新の会や共産党の理事にも説明。
皆さん、「やろう!」と、いう方向で一致。
あとは大臣の日程次第。
マジック野沢さんや委員部と詳細を詰める。
11時、党本部603号室。
教育再生実行本部コアメンバー会議。
政府の会議を主導するカタチで、前のめりに議論を進めることにする。
党側の本部長は、遠藤利明さん。
議論を煮詰める仕切り役としては、抜群の調整能力を持つ。
不肖はせ浩は、新人材確保法や教員の質向上についての副主査を務めることに。
気合いを入れてやろう!
12時、清和研在京議員 昼食会。
かつ丼。
細田幹事長代行に、
「定数削減と選挙制度改革の見通しはどんな感じですか?」と、お聞きする。
「当時の野田総理と安倍総裁、そして国対委員長会談で定数削減は約束しているから、通常国会でちゃんとやらなければいけない!」と、石破幹事長とも打ち合わせしているとのこと。
良かった。
行財政改革は、国会議員自らが範を垂れるべき!
13時、党本部701号室。
トラック輸送振興議連 総会。
税制改正事項や、補正予算での軽油高騰対策など、政策の方向性を確認。
中日ドラゴンズマニアの武藤自動車局長とも、意見交換。
13時30分、国対に戻り、日本自動車販売連合会の守川会長代理はじめ代表の方々と、税制改正の意見交換。
14時、新潮社の石井常務来訪、面談。
出版者への著作隣接権付与について意見交換。
法改正の要望。
議員立法の案件だな。
勇退された、池坊保子さんや、中川秀直勉強会から受け継ぐ案件であり、気合を入れてやろう。
14時半、ブラックビューティ記者の取材。
15時、法務省官房長や民事局長来訪。
ハーグ条約国内法整備に向けて、国会対応を分析。
外務省と歩調を合わせる必要がある。
16時過ぎ、ホテルオークラ東京 別館B2 アスコットホールへ。
日本税理士会 賀詞交歓会。
税調会議の真っ最中に、税理士会 賀詞交歓会・・・・タイミングが良すぎる?悪すぎる?
石川県の平野さんや木村さんとご挨拶。
終了後、国対に戻り、執務。
18時、都内某所へ。
山下哲男金沢市地区後援会長はじめ、各界スペシャリストと、毎年恒例の、中心市街地 経済活性化勉強会。
JICAの取り組みなどをお聞きする。
|
東京タワー
|