NHK広島県のニュース　広島放送局

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飲酒運転根絶　書道で訴える

広島県内で飲酒運転が絡んだ交通事故が増えていることを受け、広島市の高校の書道部の生徒たちが、市内の運転免許センターで飲酒運転の根絶を訴えるメッセージを書き上げました。
これは県警察本部が、広島市佐伯区の運転免許センターで行ったもので、２７日は、近くにある県立五日市高校書道部の部員１２人が参加しました。
部員たちはパフォーマンスの前にまず飲酒運転の車による事故で亡くなった人たちに黙とうを捧げました。
そして、縦３メートル、横６メートルの大きさの紙に、「飲酒運転は恐ろしい犯罪」、「飲酒運転絶対にダメ！」などのメッセージを力強いタッチで書きあげました。広島県警によりますと、去年１年間の飲酒運転が絡んだ交通事故の件数は１４１件で前の年に比べて１７件増えており警察では飲酒運転の根絶を掲げて取り締まりを強化しています。
高校生たちのパフォーマンスを見ていた人は「飲酒運転を無くすためにひとりひとりが気を付けないといけないなと思いました」と話していました。
県立五日市高校書道部部長の猪垣有稀さんは、「飲酒運転がなくなったらいいなという気持ちを込めました。将来、運転免許をとっても飲酒運転はしません」と話していました。
高校生たちが書き上げた作品は広島市佐伯区の運転免許センターに展示されることになっています。

01月27日　20時49分

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