アルジェリア政府は、日本人が犠牲になったイナメナスの石油ガスプラントとは別のプラントへの攻撃を計画していたとして、容疑者を拘束したと発表しました。
新たな攻撃計画が判明したのは、イナメナスから北西に1100キロ離れたハッシルメルにあるガスプラントです。アルジェリアのメディアは、治安当局が26日までにプラントから105キロ離れた場所で複数の衛星電話と現金28万ドルを持っていた容疑者を拘束し、犯行を事前に防いだと伝えています。犯行計画は、イナメナスの事件で拘束した武装組織のメンバー3人の取り調べで明らかになったとしています。ハッシルメルのプラントは天然ガスの生産だけでなく、ヨーロッパへのパイプラインが集中する輸出の拠点になっている重要な施設です。