実習・ハードウェアによる大容量ストリーミング伝送システムの開発
―― 『超入門!FPGAスタータ・キットDE0』購入者限定.FPGAを使ってEthernet動画伝送を実現

 

【開催日】2013年2月6日(水) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES12-0160  【受講料】17,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 近年,動画などの大容量かつ時間制約のあるストリーミング・データのネットワーク転送が増えている.このような転送はハードウェアによる処理が適しており,例えばFPGA上に専用のデータ処理回路と通信用IPコアを組み込むことで低遅延のストリーミング転送システムを構築できる.本セミナでは,動画転送を題材としてFPGA上でのEhernetを利用したデータ転送方法と動画入出力・圧縮処理について解説する.また,今後FPGA上で利用が期待されるIEEE 1588やEthernet AVB (IEEE 802.1AVB)などの通信プロトコルの概要についても解説する.実習では,米国Altera社のFPGAを搭載したボード「DE0」にEthernetPHYを接続して,動画入力をEthernetで転送し,受信側で動画表示するシステムを構築する.

※ 事前に『超入門!FPGAスタータ・キットDE0 [300ページの解説CD-R付き] 』(CQ出版社)を入手してください.本キットは当日,ご購入いただくこともできます.
※ 書籍『超入門!FPGAスタータ・キットDE0で始めるVerilog HDL』(CQ出版社)の購入者限定で,CQ出版WebShopにて販売しているFPGAボード『USB対応FPGAキットDE0』も,本実習でご利用いただけます.

1.ストリーミング転送システム
 1.1 ストリーミング転送システムの構成
2.転送方法
 2.1 パラレル転送
 2.2 SERDES
 2.3 Ethernet
3.動画入力処理
 3.1 カメラ入力のフォーマット
 3.2 画像圧縮(Motion JPEG)
 3.3 カメラの設定
 3.4 通信フレームの作成
 3.5 送信のためのタイミング調整
4.動画出力処理
 4.1 通信フレームからのデータ分離
 4.2 画像復元
 4.3 表示のためのタイミング調整
 4.4 ビデオ出力のフォーマット
5.EthernetMAC
 5.1 EthernetMAC組み込み方法
 5.2 EthernetMACの制御方法
 5.3 EthernetMAC送信インターフェース
 5.4 EthernetMAC受信インターフェース
6.今後,FPGAで利用が期待される通信プロトコル
 6.1 IEEE 1588
 6.2 EthernetAVB

※ 実習に使用するパソコンはこちらで用意します.

●対象聴講者
・FPGAによるEthernet利用に興味のある方
・ハードウェアによる動画の取り扱いに興味のある方

●講演の目標
・FPGA上でEthernetを利用する方法を理解できる
・動画を扱うための回路構成を理解できる

●使用するテキスト
・芹井 滋喜;『超入門!FPGAスタータ・キットDE0 [300ページの解説CD-R付き] 』,CQ出版社,2011年7月(実習ボードとして使用)



●受講者が持参するもの
・テキスト:『超入門!FPGAスタータ・キットDE0 [300ページの解説CD-R付き] 』,定価18,600円(税込)をご持参ください.当日,セミナ会場でもお求めいただけます.


【講師】
横溝 憲治 氏〔有限会社 ひまわり 設計コンサルタント〕
 メーカにて通信機用LSI開発に従事,その後独立して,HDL関連のコンサルティングやトレーニング,受託開発を手掛けている.


参加申し込み

このセミナに参加する

Webからのお申し込み

  以下の「参加申し込み」ボタンをクリックしてください.参加申し込みフォームを開きます.

参加申し込み

FAXやE-mailでのお申し込み

  Webの参加申し込みフォーム以外の申し込み方法をご希望の方は こちらのページ をご確認ください.


このセミナのタグ情報
各タグをクリックすると,類似するセミナの一覧を表示します.

コース

 1日コース

カテゴリ

 組み込みシステム
 半導体デバイス

シリーズ

 

特徴

 実習

キーワード

 FPGA
 インターフェース
 ビデオ

セミナ事務局からのお知らせ
エレクトロニクス・セミナのWebサイトをリニューアルしました.(9/1掲載)