NHK宮城県のニュース　仙台放送局

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“旬のタラを味わって”

気仙沼市で、この時期水揚げされる旬のタラを味わってもらおうという催しが開かれ、訪れた人たちに温かいタラ汁がふるまわれました。
この催しは、気仙沼市唐桑町の食材を広くＰＲしようと地元の漁師や飲食店経営者などが開いたものです。
会場では、この時期、盛んに水揚げされるタラを販売するコーナーが設けられ、用意されたおよそ７００キロのタラを訪れた人たちが次々と買い求めていました。
また、タラや地元の野菜をふんだんに使ったタラ汁１００杯が無料でふるまわれました。
宮城県沖のマダラは、国の基準を超える放射性セシウムが検出され、一時、出荷が制限されていましたが、今月１７日に制限が解除され、水揚げができるようになりました。会場を訪れた人は小学２年の女の子は「タラは今まで食べたどの魚よりおいしいです」と話し、６３歳の男性は「今までセシウムの問題で水揚げできなかったが解禁されて季節のものがおいしく食べられうれしい」と話していました。主催者の小野寺孝志さんは「唐桑半島は三陸海岸の最南端の小さな港町だが、おいしい魚が食べられるのでぜひ１度足を運んでほしい」と話していました。

01月27日　15時29分

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