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大相撲 高見盛が引退の意向1月27日 17時13分
取組前のユニークなしぐさで人気の大相撲・十両の高見盛が、現役を引退することになりましました。
高見盛は、今場所を東の十両12枚目で迎えましたが、5勝10敗と大きく負け越し、来場所では幕下に陥落することが決定的となりました。
高見盛は取組後、「今後については、部屋に戻って師匠と話しをする」と話しました。その後、高見盛の師匠の東関親方が報道陣に対し、「引退が決まりました。さみしいです」と述べ、高見盛の現役引退を明らかにしました。高見盛は、午後6時から記者会見して心境などを話す予定です。
高見盛は、青森県板柳町出身の36歳。日大から大相撲へ進み、平成11年春場所で初土俵を踏みました。翌年の平成12年の名古屋場所で新入幕を果たし、持ち前の右四つや土俵際の粘りの相撲で、平成14年秋場所に小結に昇進しました。
高見盛は、時間いっぱいの最後の塩まきの前に、拳を握り、両腕を力いっぱい振って気合を入れたり、体をたたいたりするしぐさなどで人気を集めました。
三賞は、技能賞と敢闘賞を2回ずつ、殊勲賞を1回受賞しています。幕内の在位は58場所で、幕内での通算成績は408勝446敗です。
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