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重油輸入装い詐欺 2億円余被害か
1月25日 21時4分

重油輸入装い詐欺 2億円余被害か
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重油の輸入事業への出資を募り11人から950万円をだまし取ったとして、飲食店の元経営者ら2人が逮捕され、警視庁は2億円余りを集めていたとみて調べています。いずれも容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは飲食店チェーン運営会社の元社長で東京・江東区の吉野幸則容疑者(48)と出版社の元社長で渋谷区の嘉藤愼哉容疑者(59)です。
警視庁の調べによりますと、2人は平成20年5月中国に重油を輸入する事業への出資を募り、愛知県の女性ら11人から合わせて950万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。
これまでの調べによりますと、2人は、嘉藤元社長が経営していた出版社が発行する月刊誌の購読者に出資を募る冊子を送っていたということで、警視庁は集めた金は借金の返済などに充てられ、事業への投資は全く行われていなかったとみています。
警視庁は、平成20年の半年間に全国の300人から2億円余りを集めていたとみて調べています。調べに対して2人は「金をだまし取ってはいない」といずれも容疑を否認しているということです。

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