日本では蛇口をひねれば清潔な水が出るのが当たり前。生水でおなかをこわすこともなければ、水不足になることもあまりありません。比べて隣の中国は、およそ3億人もの人がまともな飲み水を入手できない状態。そう、日本の水事情は世界でもトップクラスなのです。日本は美しい水の国。いのちを育む水は豊かさの象徴でもあるのです。
さて、その水。じつにさまざまなタイプがありますが、13年に注目すべき水を3種、挙げましょう。
◇ミネラル炭酸水
12年は自宅用の炭酸水メーカーも人気でしたよね。炭酸水は胃腸の調子をととのえ、ダイエット効果も期待できるほか、血行を促進するといわれています。個人的なおすすめは天然炭酸水(ガス入りミネラルウオーター)。私はそのおかげでお通じも快調、ダイエットもできました。
◇水素水
活性水素を水に溶かしたものでエージングケア効果に着目されています。体内で活性酸素と結びつき体外へと排出するので、活性酸素が遠因となるさまざまな病気についても改善が認められるそう。購入の際は含まれる水素の量を確認して。水素が多いほどいいとされます。
◇純銀イオン水
食品添加物として認められている銀が微量溶け出した水のこと。消臭・除菌効果があり、しかも飲んで安全。家電メーカーから純銀イオン水生成器が販売されているほか、専用ペレットで水道水から安定した純銀イオン水を作るタイプもあります。昨年バリ島で会った現地の日本人は、自宅で純銀イオン水を作っていました。「日本ではまだ浸透していないけど私たちはふつうに純銀イオン水を飲むわよ。インフルエンザの予防なんかにもいいの」とのこと。帰国後さっそく私も、1日にコップ1杯程度飲んでいます。
書籍「水からの伝言」(江本勝著)やドキュメンタリー映画「WATER ウォーター」(ロシア)で話題になりましたが、最近の研究では「水は情報を伝える」ことが明らかになっています。愛や感謝を伝えた水を瞬間冷凍すると、たいへん美しい結晶となるのです。ですから、水を飲むときに「ありがとう」と感謝してみましょう。“体が喜ぶ水”を飲みながら、水資源に心から感謝する。これが13年の正しい水との“おつきあい”です。