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【東京】iPhoneかざせば 浸水予想ひと目 新小岩ゼロメートル協が提供
地域の水害対策に取り組む「葛飾区新小岩地区ゼロメートル市街地協議会」は23日、洪水が起きた場合、自分のいる場所がどれぐらい浸水するかを多機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」とタブレット端末「iPad(アイパッド)」で表示するアプリ(機能拡張ソフト)の無料提供を始めた。 (村松権主麿) アプリ「天サイ! まなぶくん」は、協議会が東大生産技術研究所などと協力して開発した。起動すると、衛星利用測位システム(GPS)と連動し、カメラが映す目の前の映像と、その場所の防災情報を合成して表示する。 洪水情報の場合、画面の上半分に、区の洪水ハザードマップで想定する浸水の高さが、白く表示された大人(身長一七〇センチ)と子ども(同一〇〇センチ)の姿のどこまで達するか、水色で表示する。下半分は、周辺の地図をハザードマップで区分された浸水の高さ別の色で表示する。 「天サイ!」は、地震の際の火災危険度と建物の倒壊危険度を調べることができ、避難所までの方向や距離を確認する機能もある。アプリ配信サイト「アップストア」からダウンロードできる。 葛飾区は荒川、江戸川、中川、綾瀬川が流れ、面積の五割は東京湾の平均海面以下のゼロメートル地帯。協議会は二〇一一年、NPO法人や地元の連合町会、区など五団体で設立した。 PR情報
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